転換期だった2023年の振り返りと2024年にやりたいこと
株式会社イデアルを経営しています、和田 亮(わだ りょう)です。
2024年に入って1ヶ月経ちますね。
このnoteでも書きましたが、去年の2023年は株式会社イデアルをホールディングス化するなど、いろいろとあった一年でした。
※イデアルのホールディングス化の話は下記の記事も参照ください
今回の2024年一回目のnoteでは、2023年の振り返りと2024年の抱負について語りたいと思います。
イデアルをホールディングス化させた2023年、ひと言で表すと?
2023年をひと言で表すと「転換期」。
2023年は私の会社イデアルをホールディングス化させて、各店舗の店長を社長にするという決断を下し、実行した年でした。
ホールディングス化させる前は社長という立場上当たり前ですが、何かを決定してハンコを押すのは自分でした。スタッフの誰が辞める辞めないを管理していたのも自分。
今はそういった管理業務はほぼ各店舗に任せています。
前にもこのnoteで書きましたが、ホールディングス化は成功、各店舗で社長になった店長も頑張って仕事をしています。
管理職がなくなった分、各店舗に給与という形で還元ができるようになり「ホールディングス化して良かった!」と感じています。
ただ一つだけ心残りなことがあります。
2023年のホールディングス化のタイミングでインボイスが始まってしまったことです。
飲食店オーナーは将来が保証されてない業種です。今回はすでに軌道に乗っている店舗を新しい社長に引き渡すので、最初の数年だけでも消費税免除事業者としてメリットを受ける事ができれば、事業資金としてある程度の利益を受け取れるはずだったのに…。
仕方ないことですが、コロナが始まりホールディングス化による事業継承のタイミングが遅れてしまったのは心残りです。
実は戦争に巻き込まれていたかもしれない?危機一髪だったイスラエル旅行
2023年は会社のホールディングス化だけでなく、いろいろなことが起こった一年でした。
大変なこともいくつかありました!一つは私が所有している二つの会社(株式会社イデアルと株式会社和田)を統合し、株式会社イデアルだけにする作業です。
株式会社和田のことを先に説明すると、和田は以前海外進出をするために設立した会社です。
海外進出にはいろいろなトラブルがつきもの。例えば会社の乗っ取りなんて話は意外とあります。そういう危ない状況になった時に和田にイデアルの権利等をすべて譲渡するために設立しました。
ただ今は海外進出は考えておらず、それならイデアルと和田を統合しようとしたのですが…、これが意外と大変でした!
一方の会社でお金を借りていたのですが、行政書士の手続きや借りている銀行へのお伺い立てなど、予想していなかった手間が多かったです。
もちろん、イデアルのホールディングス化も大変でした。スタッフにホールディングス化の話をすると「でも、僕は社長についてきたんです」と言われてしまう。それはそれでとてもうれしい言葉でしたが。
そんなスタッフ一人一人が納得するように話をするのは大変でしたが、結果としてうまく行き、店舗に利益を与えることができました。大変だったけどやってよかったな、と思っています。
他に大変だったというよりは驚いたことですが…。イスラエル旅行が印象に残っています。
2023年、実はイスラエルへスパイスの勉強をしに行く予定でした。しかし直前に仕事で旅行をキャンセル。その後、驚くことにイスラエルとパレスチナが開戦してしまったことがありました。
一緒にイスラエルへ行く予定だった友だちは一人で旅立ったのですが、途中のイスタンブールで引き返したそうです。私もキャンセルせずに行っていたら、もしかすると自衛隊機で帰っていたかもしれません。
イスラエルはとても美しく、料理もおいしい国。そんなイスラエルをしばらく見られないかと思うと非常に残念です。
「旅行や会食がこんなに楽しいとは!」当たり前のことがうれしいと感じられた2023年
2023年は大変なことばかりの一年ではありませんでした。うれしいことがたくさんあった一年でした。
特にうれしかったのがコロナが5類になり、旅行したりマスクせずに友だちと会食したり旅行したりできたこと。
旅行は静岡・九州の鹿児島や熊本・沖縄へ行きました。
※静岡の有名な「てんぷら 成生」さんへ行った時のポスト
どの都市も楽しかったですが、特に印象に残っているのが沖縄です。沖縄では観光客が行かないような、俗にいう「知る人ぞ知る」ようなお店へ行きました。
沖縄の飲食店が格段に進化していたことには驚きました。料理もよりおいしくなっていました!
また友だちとマスクや衝立なしで会食できたのは本当にうれしかったです。
やはり誰かと話しながらする食事は楽しいし、料理がおいしく感じられます!友だちも「こうやっておしゃべりしながら食事ができるようになって良かったね」と言っていました。
ただ、もう世の中がコロナ前から変わってしまったとも感じました。
コロナ前に比べると、繁華街へ飲みに行く人が少なくなりました。「Netflix」や「Uber Eats」などが普及し、外出せずに家で楽しむという文化ができあがってしまったような気がします。
タクシーもコロナ前に比べて少なくなりましたね。今は飲みに行くと帰りのタクシーを拾うのに一苦労です。
このような状況になってしまったのは仕方がないことだとは思います。これからは飲食店もターゲットを変えていかなくてはいけない時代なのかもしれません。
「とにかく美味しい料理を作りたい」2024年にやりたいこと
ここまで2023年を振り返ってみましたが、我ながらいろいろなことがあった一年でした。
2024年はどうかというと、意気込みをひと言で表すと「おいしい料理を作りたい!」これになります。
どういう料理を作りたいかというと、「薪焼きイタリアンFIREPIT」の熟成肉のような料理です。新潟ではまだ提供している人がいないような、シンプルだけど簡単にできないような料理を作りたいです。
熟成肉は「ただ肉を焼けばいい」というものではありません。実はものすごく手間がかかっている料理です。そんな料理を提供していきたいと考えています。
イデアルのホールディングス化で私の管理業務が減った分、2024年はどんどん厨房に立ちたいですね!「FIREPIT」で料理を作ろうと考えています。自ら市場へ行って食材を買い付けて、食材を見てふと浮かんだ料理を作りたいです。
2024年は旅行にも行きたいです。海外、特にヨーロッパに行きたいです。
まずはスペインに行きたいですね。スペインのバスク地方に「Asador Etxebarri(アサドール・エチェバリ)」という有名なレストランがあります。日本人の知人がそのエチェバリから独立してお店を出したので、そこを訪ねて行きたいです。
もっと旅行へ行きたい、もっと厨房に立ちたい。2024年にこんな抱負を言えるのは、2023年に会社をホールディングス化して成功できたからだと感じています。
今から料理をたくさん作ってたくさんの人に振る舞うのがとても楽しみです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続きお店や会社のことをnoteに書きたいと思っています。ぜひチェックしていただければと思います。よろしくお願いします。
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