Hello! Project 2020 Autumn ~The Ballad~ Extra Number
10/12に武道館のハロプロコンサートに先日行って来ました。
コロナの影響が先が読めない中、この緊密さの空間で、全てのエレメントが統合的な昇華という結果を出したという前提で、少しアイドル周りの現象がどういう影響を社会に与え、日本の将来が占えるっていう電通的なマーケティングの捉え方の中で考察してみたいと思います。
Juice=juiceの金澤朋子さん推しから始まってまたハロプロに刺さった自分。
あの黄金時代の第2期モーニング娘が(特に石川梨華さん推しで)、TVのミュージックステーションとかカウントダウンTVのPVで「ピース」をリリースしてオリコンのウィークリーで1位を奪った時が懐かしいアラフィフですが、この武道館でのハロコンについて考察すると、結論、この西口社長の企画は「成功」したと感じています。
帰納法ですが、このコロナの状況で、アイドルたちは人前でライブがおこなえず、新しいCDの曲もスタジオで集まって練習、スタジオ録音が出来ない状況だったから、各自自宅待機でそれぞれバラードの名曲カバーを練習しておいてという課題を彼女たちはこなしていた。
コロナウィルスの新患数の推移を見ながら運営サイドは、東京都や安倍政権がイベント規制緩和をするタイミングを見計らっていたのだと思う。
アイドルはまだ各自事務所の判断で動けるし、アイドル単独ライブは可能なフェーズで門戸を開かれたのだけれど、フジロックやサマソニが早々(海外アーティストが呼べないので断念せざるを得ないのだけれど、)イベント中止したのは、ロキノン的な売れ方をするノウハウが消えてしまった気がします。これは誰のせいでもないし、音楽業界のビジネスが初めて味わう衝撃だったと思う。
自分はサンボマスターとかフジファブリックとか、レミオロメンがTVから消えた時に、イベントでパッケージをセールスしていく戦略が取れなくなった事務所、イベント会社、広告代理店、レコード会社、メディア、本当に悔しいと思う訳です。
今、またアイドルの分野に話を戻しますが、アップフロントフェスだったら絶対無理だったはずで、ハロプロというセカンドクラスタが、ちょうどいいキャパでペイ出来たことが功を奏したに違いないと思う。
第2波の状況を鑑みて、武道館のハロコンの会場に行きました。
事前に九段下のグランドパレスホテルに前泊して、いつもあの武道館への坂道を歩き、会場入りをした。
武道館でコンサートをやるって、ミュージシャンでもアイドルでも海外のアーティストでも特別な感懐がありそう、ビートルズが日本公演を興業として成功したことが大きいと思う。
今年はまず、イベント会場に一遍に集まるな、という指示が運営側から徹底していた。細かく時間を各座席ゾーンで区切り、武道館の入口は数十人がきちんと2mの距離を取り、並んで入場していた。イベントを観に来た本人も安心だと思うし、今までの「近さ」が今後もう不可逆だという価値の変容が生じていて、それは今後のイベントのスタンダードな方式になっていくと感じた。
武道館でイベントを観たことがなかったが、構内に?入っていくとあまり国技的な施設な印象はなく、大きなハコで伝統的だけれど、ジャパニーズトラディショナルに踏襲しないイベントが開催されてきた印象だった。
イベントのバラードの特集とか、誰が何のカバーを歌ってよかったということは、各グループに精通していない自分にはここで書けないので割愛します。
ただ、各グループで歌唱力があるメンバーのデュエット(juice=juiceの高木さんと他グループの実力派の娘)は、歌い終わった時、満場一致の拍手を浴びていて、上手くいったのだと感じた。
あと、ハロプロの彼女たちは恵まれていると思う。
今、 Negiccoのkaedeさんのソロ収録の動画を聴きながらこの投稿を書いているけれど。無観客での収録って本人たちが現場で観客のリアクションを感じての評価が得られないから可哀想だと思う。
少し早めの総括を。
この武道館イベントが新聞社とかが記事にして、コロナのクラスタ発生ってなっていない訳で、自分も元気をもらって仕事をしているから、PCR検査を受けなくたって言いわけで、また年末にハロコンは続いていて12月に限って言えば、juice=juiceの宮本桂林さんの卒業コンサートが10日に開催される予定。明日の受付でイープラスでチケットゲットしようと思います。
やはり元々CDのパッケージではなくダウンロード配信が主流になっている売り方が既存であり、自分はデータがサーバーから消えそうな気がして購入をしないのだけれど、今ファンが求めているのは、会場の息遣いとかアドリブ、即興性だと思う。実際武道館のハロコンでは、バラードの名曲カバーで感情移入して感極まって泣いているメンバーが少なからずいた。
その一回性がやはり生ライブの醍醐味だと思った。たぶん隣の桂林さん推しの男性も真剣に観て聴いていたから、そう感じていたのに違いない。
武道館以上のハコってあるだろうか。自分には思い当たらない。だから金澤朋子さんがそこでパフォーマンス出来てよかったと思う。応援していてよかったと思う。
今週末、明日は、かつしかシンフォニーヒルズでハロコンがあり、金澤さんと井上さんがjuice=juice代表で参加します。楽しみですし、葛飾区のいちばんのホールでのハロプロを楽しみたいと思います。(当日券が取れたらですが、、)と
この小規模なイベントを近隣では三郷市や松戸市で開催するっていうのは、なんとなく昭和なイメージですが金町のレコードショップにレコード発売記念のサイン会なの演歌歌手的に捉えてしまいますが、アットホームな距離感が出ていいと感じている。あとは運営がきちんと利益を取って欲しい。
長々と書きましたが、またアイドルレポ書きますね。感想ありましたらコメントください。よろしくお願いいたします。