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ゲームは子どもだったわたしたちのもの。

こんばんは。MUSICAです。
疲れました……。体力的には元気なのですが、
精神面で疲れてしまいました。
頑張りたくないのに頑張ると心がすり減ります。
なぜ頑張りたくないのかは説明できそうにない……。

単純な話、職場で次々と人が辞めていくんです。
わたし半年前に入社しました。それからもう2人目です。しかも、わたしの同じチームの方が。
私のせいで辞めるの?!とは思わないでもないけど
なんだか複雑な気持ち。辞めることは悪いことではない。単に他にやりたいことが出来たからというのだから。わたしもそうやって前職からここに来た。気持ちは痛いほどわかる。やりたいことをやるべきだ。そこに1%でも可能性が残されているのであれば。

わたし?わたしはゲームを作る仕事をやってみたかった……だけど、私にその道を選ぶ勇気は今の今まで起きませんでした。気づくのが遅かったのだと思います。諦めなければ叶う……!とは思いますが、わたしは諦めました。今から、1から、学べるか?と自問しましたところ、それはまあ無理かな……と。

それなら、わたしはゲームを遊ぶことだけは諦めたくない。そう思いました。なにせ、随分と離れてましたので……ゲームをしていたら、バカになるとか言われた子ども時代。更に。ゲーム、アニメが好きと言える時代ではなくて。特に異性からモテません。今ほどオタクに寛容な時代ではなくて。わたしはファミ通を買うのをやめて。ファッション誌を定期購入し始めた……。それでモテたか?といえば、そんなことは全然なかったのだけれど。

ゲームは子どものものか?
かつて子どもだったわたしたちのものだ。
ゲーム機は毎年発売され、革新され、
テクノロジーの進化を肌で感じていた。
ゲーム機という考え方から、携帯電話へ。
そして、スマートフォンの登場。
その後に来る、据え置き機への回帰。
高クオリティゲーム、HDゲーム時代。
それが今。映画並みの制作費を投じられ
作られたゲームは子どもだった私たちに
ますますフィットした。
ゲームのない生活など。考えられない。
そんな当たり前のことすら。忘れるくらい
わたしは何に奔走し、何を諦めていたのだろう…。

懐古趣味のそれではない。
暇つぶしのそれでもない。
新たな出会いと新たな可能性に出会うため。
ゲームはいつしかオンラインとなり。
世界共通の言語となった。
だって。知ってる?
NintendoSwitchのあつまれどうぶつの森、
累計販売本数2000万本突破してるって。
アメリカのバイデン次期大統領候補も
選挙活動に使うくらいだよ。

ゲームはその本来の意味の勝ち負けを競うものでは
無くなったのだなあと痛感する。
もう1つのセカンドライフ……とまではいかないが、
自分を表現するひとつのツールにはなっていないか。SNSに自分とはなにかを発信する時の便利なツールとして。インターネット上で会話ないし、コミュニケーションを取るためのアバターとしてのゲーム世界。そこには国籍も人種も関係なく混在する、本当の意味での自由の国。なーんてね。

わたしはネットでコミュニケーションをとる話が好きだ。古くは電車男、アバター。エオルゼアのきっかけとなった光のお父さん、ゲームの中の主人公の話、シュガーラッシュ、そして、最近ではレディプレイヤー1もそうだ。リアルの人達が、男女や年齢、国や人種の垣根を超えて、人対人というもっともシンプルな関係性を、リアルではなく、ネットの中で理想的な形でコミュニケーションを取ることができる世界観。それは、わたしを強く魅了する。わたしの理想とする世界はそれだ。わたしが、私という自我を保ったまま、外見を好きにカスタマイズでき、時間も空間も気にせず、遊びたい時に瞬時に集まり楽しい時間を共有すること。それはかつて学校というフィールドで集った仲間と、時間を作って遊んだあの楽しい時間そのものだ。あの頃は天気や時間、そして場所などの制約があったが、いまやオンラインゲームの場においてそれは、その存在を無効化することに成功した。いつでも集まることが出来るだけでなく、自らも理想の自分でい続けることが容易となったのである。

ゲームと言うとなんていうか、80年代に青春だった人からすると単調な、そしてシューティングゲームだったり、アクションゲームだったり、ファミコンだったり。あくまで入口としての手軽さ、シンプルさ、可愛さ、わかりやすい勝ち負け。で、構成されていた。まあ無理もない。子どもたちをターゲットとした商品は、わかりわすくシンプルな構造でなければ受け入れられなかっただろう。

しかし。2020年のいまは単に画質や内容のクオリティが向上しただけではない。ゲーム自体が担う役割が変化してきた。デザインだったり、システムの効率化だったり、ユーザーインターフェースが複雑に絡んでいる。それは、単純で、シンプル。もはやゲームの中でもレトロゲーム、またはレトロゲーム風と呼ばれる別ジャンルとなっている。まさに遺産だ。

わたしは敢えてここは、ゲームと呼びたくはない。
オンラインゲームと言うとどうしても健康的な響きがしない。夜な夜な寝ずにひたすらプレイする、という一昔も前のイメージを引きずっているからだ。

やったことのある人ならわかってくれるだろうが、まったくそれは1部の熱狂的なプレーヤーのみの特殊なプレイスタイルである。

そろそろ結論。ゲームは子どもだったわたしたちに合わせて形を変え、システムをバージョンアップさせてきた。そこに冒険が用意されていることよりも、そこに同じ志を持った仲間が集まってくる、集まってくれる。そこにこそ、ゲームの中でもオンラインゲームと呼ばれるジャンルの意義がある。や、もうオンラインじゃないゲームを探す方が難しいよね。ゲームとは、一部を除くほぼ全てがオンラインでネットに繋がれた僕らの新しい遊び場。公共性を持つ未来もそう遠くはないのかもしれない。

なんてね。

MUSICAでした...♪*゚
ねむいからねるー。
娘の漢字の書取、算数ドリルを監督したのだ。
おやすみなさい〜

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SUMMY(スミー)未来の風ナビゲーター
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