仮想通貨詐欺の実話
私が実際に被害に受けた実話を順序立ててお話します
これは、大学2回生の春ごろの話です。
友達から「最近バイトどう??稼げる話あるねんけど聞かへん??」とLINEが来ました。
怪しいと思いつつ、その時の私は応じてしまい
数日後、近くのマクドナルドで、その友達と説明してくれる方と3人で1時間半程度お話をしました。
主な話はこの3つでした。
話の要点
①まず仮想通貨自体がどういうものかを説明
②会社側が私たちにもたらす利益に関してのお話
③アフィリエイト(他人紹介)制度の説明
説明した方曰く、2020年にはオリンピック(延期が決まりましたね笑)やビットコインの半減期が来るため、
当時の価格1ビット=40万が2〜5倍となり
更にアービトラージという仕組みにより、そこに複利がつき、自動で資産運用をしてくれると言うお話でした。
今やらないと必ず損をすると言われた為
私は冷静さを失ったことと
投資に対する知識が無かった為、そのままお金を渡してしまい、そのビジネスを始めました。
紹介している方達の常套句をいくつか載せておきます。
・今やらないと絶対に後悔する
・〇〇や〇〇先輩もやってるよ??
・この事について、調べるのはいいけど、この案件が悪く書かれていたりするのは、フィッシングサイトなどによるもので、その人たちがこの案件をきちんと理解していないから
・〇〇は、これを初めて1週間で△△万円設けたよ
私からのアドバイスは、このような事をもし言われても、断ることは断り、自身できちんと調べてから取り組む事をお勧めいたします。
②活動内容
①アフィリエイト
まずはじめに前提として、このような組織では、他人を紹介(アフィリエイト)しなければ、
短期間でお金を得ることが出来ず、何ヶ月、何年間かけて資産運用をすることで、
元本(元々支払ったお金)を回収することが出来ます。
そして他人を紹介する事によって、自身もお金を得ることができ、さらに自分を紹介した人にもお金が入ります。
これは、一般的に“ネズミ講“と呼ばれるもので違法行為ですが、少し工夫すれば合法か違法かのグレーゾーンでこのような形をとることができます。
これは一般的にマルチ商法と呼ばれていますね
基本的にマルチ商法は、最初に始めていた人が有利に事を進め、
後から始めた人は損をする仕組みとなっています。
その為、UP(組織において自身より立場が上の人)から、
紹介をしていこうと言われ
紹介するコツなどを教わります。
②セミナー
このような詐欺案件ではよくセミナーが行われます。
これは、会議室を借りて1人〇〇円支払いUPの人にお話を聞きます。
これは、自身のモチベーションや勧誘に対する意欲を掻き立てるために行われている内容ですが、
実際はUPの人に対してお小遣いを払っているようなものといって問題ありません。
基本的に詐欺組織では、騙されやすい大学生などが餌食にされる事が多く、
UPの方も大学生なので、その人が知っている知識などは、今の時代YouTubeやインターネットですぐ学習することができるので、無駄金を払ってセミナーに行く必要は実際はありません。
③崩壊
詐欺が終わる時は、突然です。
終わり方と言ったら、「ハッキングやお金の持ち逃げを受け、皆様にお金を払うことができません。」などの告知が来ます。
出金停止となり、お金が私たちに還元されることはありません。
UPの人たちに、LINEをしても無視をされたり、ブロックされて逃げられる事が多いです。
更に、最悪な人は、違う詐欺案件を勧めてきて、反省の無かった人は、違う案件を始めてカモにされるパターンです。
誰も責任は取ってくれないですし、大学生などで、
裁判沙汰にもしたくないと考えている人が殆どで結局お金は最後まで返ってこない事がほとんどです。
④まとめ
この記事を最後まで見てくれてありがとうございます。
ここまで読んできて、私は大丈夫👌と思った人もいると思いますが、自身もそう思っていたので、大変お気をつけ下さい。
続きのノートは、こちらです。
この事件があって以来、詐欺とはどのようなものか、何が詐欺でどのような基準が詐欺かそうでないかを判別できるのかをまとめたものです。
7章にわたって書いており、実際詐欺にあってしまった方への対処法も書いてあります。
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もちろん、そのように後悔される事が無い様に書いた文章となっております。
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