Time is Money -スピードとテンポ- / goodプロジェクトとbadプロジェクトの違い
今まで仕事をしてきて、感覚的にだけれど確信していることがある。
それはうまくいくチームやプロジェクトは、スピードとテンポがとても速いということだ。
プロジェクトの最初の打ち合わせを経て、次の提案やその間のメールなんかでのやり取りなど、目に見えて前進し、活力を持って進行する。
どんどん進化する形の中に、新しい側面やアイデアが詰め込まれ、それが繊細に整理され、完成へと向かっていく。
チーム内の連携やコミュニケーションも秀逸で、任せておけば絶対安心という空気感の中、こちらからも気づいたことや提案を遠慮なくぶつけられる。
前向きに変化する活発なやり取りの中、気づいた時には着地!完成!みたいなプロジェクトは、結果もうまくいくことが多い。
逆にやり取りのレスポンススピードも遅く、何がどこまで進んでいたかをイチイチ振り返らなきゃいけないようなテンポの案件は、無難な渋い着地に収まることが多い気がする。
プロジェクトにも「熱」がある。
だから、それが冷めてしまうと、結局は熱量密度の低いものが生まれがちだ。
基本的には、僕自身は出来る限り「熱」がある内にプロジェクトを完了させる進行を意識している。
大抵の方々は、みんな忙しい。
忙しい上に、何案件も同時に進行していることが常だ。
そこに新しい案件が増えてくると、進行の遅いものは優先順位が遅くなり、どんどん忙殺され、プライオリティとクオリティが落ちていく。
「熱」と同様に、プロジェクトにも流れがある。
基本的な僕の仕事の考え方として、水のようであれと常々思っているので、それはこの場合でも同じだ。
プロジェクトの流れを止めないことを、僕個人としてとても意識している。
何かのことで僕に判断を求められれば、最低24時間以内にはレスポンスをするように心がけている。
※基本は夜以外は、可能な限り3時間以内に戻すのが自分の中のルールだ。
単純に凄いせっかちな自分の性格もあるが、僕なんかでプロジェクトの流れを止めたくない。
いつか判断するなら、今判断するのも後で判断するのも同じだと思っているので、最短で判断する方が健全だと思っているだけだ。
当たり前に世の中にはいろんなプロジェクトがある。
結果を出して、勝っていくためには、自分が関知していない案件達より前に出ていかなくてはいけない。
勿論何でも早ければいいという訳ではなくタイミングも作用する部分もあるけれど、所謂椅子取りゲームみたいな早い者勝ち要素も大きく作用することも多々ある。
だから早かれ遅かれ進めるべきことなら、最速で進めたい。
動き出したプロジェクトは1日でも早くゴールに向かわせたい。
ゴールだと思って辿り着いた先に、次の課題やアイデアが転がっていることなんて日常茶飯事だ。
どんどん次のステップと景色にたどり着いて、次の作戦を練り、仕掛けていきたい。
意識して流れを止めず、プロジェクトが流れていた時、大抵の場合、良い結果ばかりだった。
その考えが根底にあるため、いろんな諸事情で流れが止まりそうになる時は、意図的に小さい流れだけでも作って、流れを止めない様に意識している。
流れが止まってしまったら、また動かし始めるのは、結構な労力がかかる。
微々たる流れだとしても止めないことが重要だと思っている。
Time is Money「時は金なり」というのは、とても的を得た言葉だと思う。
同じ時代、同じ時間の中、しっかりと成果を出していくためには、時代のレースの上、前に進んだチームやプロジェクトが最前線の景色の中で新しい結果を生み出していく。
時間はみんなに平等であるのなら、その時間を効率よく、ロスをなくし、最大限に活用していきたい。
https://twitter.com/Ryota_Shishido ラストラム→TOKYO FANTASY→RED 主に音楽関係のマネージャー 新しい才能との出会いを求めています。 音源やプロフィールはツイッターのDMかinfo@red.jp.netまでお気軽にお送りください!