インプットとアウトプット - マネージメントの考え方
今年はコロナの影響もあったのと、仕込み準備の期間が長かったので、例年より自分の時間を多く作ることが出来た。
いつか読もうと山積みになっていた本や映画、その他諸々を大量に消化する時間を持てた。
世の中にはどんどん新しいコンテンツやメディア、ヒト、コト、モノ、体験が物凄いスピードで生まれてくる。
エンターテインメントの業界にいる身として、アンテナは常に張っていたいし、体験して吸収出来るものは吸収しつくしたい。
これらを勉強してる時間も、日々の業務の片手間では全く追いつかないので、意識的に時間を設ける必要がある。
また、仕事に忙殺され続けていると、自分の中の余白が枯渇していく感覚を覚える。
アウトプットの連続で頭がフル稼働して、アイデアが凝り固まったり、判断もつまらなくなる。
そして、段々思考のスピードも遅くなっていく。効率がどんどん悪くなっていく。
それでも止まることなく前に進んでいかなくてはいけないので、かなり疲弊してくる。
今年は時代的にこんな1年だったので幸か不幸かそんな自分のアラートに達することはなく、インプットとアウトプットのバランスを十分に確保出来た。
おかげで自分の余裕も枯れすぎず、いろいろと企むこと、把握することが出来て、改めてインプットの重要さを実感した年だった。
自分の中のインプットを大切にしてると、そこでの発見や出会いも増える。
今年はそのインプットから膨らませた出会いや縁がいくつもあった。
また以前は時間があれば、突発的に海外に行ったり、国内も思い浮かんだ場所へプチ弾丸で向かったりしていた。
旅は、普段と違う景色、違う空気を体感することで脳がリフレッシュされるのか、まるで別の自分に生まれ変わったかのように充電される。
働き続けていると休む時間が中々なくなるので、まとまったリセット時間をおざなりにしがちだが、結果、無理やり休みを作った方が仕事の効率は格段にあがる。
今年は特にコロナであちこち行きづらい年だったけれど、自覚的にいろんなところに行き、自分に意識的に刺激とリセットを与えることを大切にしていきたい。
自覚していないと、自分の新陳代謝を意識して、進化を、アップデートを常に続けていかないと、今ある自分はどんどん古くなって、時代に取り残されてしまう。
常に自分の成長とアンテナの感度を磨いていくために、インプットの時間を第一優先で生み出していく。
頭では理解していることだけれど、忘れがちになったりプライオリティが下がりがちなことなので、改めて自戒を込めて、ここに書き示しておく。
コロナで引き続きいろいろ振り回されているけれど、引退するまで来ないんじゃないかと思っていたいくつものまとまった時間は、かなり有意義に活用出来た。
今進めている企みや準備を、このインプット出来た時間を最大限に活かしスタンバイして、存分にぶっ放していきたい。
https://twitter.com/Ryota_Shishido ラストラム→TOKYO FANTASY→RED 主に音楽関係のマネージャー 新しい才能との出会いを求めています。 音源やプロフィールはツイッターのDMかinfo@red.jp.netまでお気軽にお送りください!