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推敲のススメ#3

推敲クラブ」を立ち上げ、これまでに小説、取材記事、短歌、音楽における推敲についてを思索してきました。それぞれ魅力的なクリエイターにお話をお伺いしながら、メンバーのみなさんと思考や問いを共有し、理解を深めてゆく。

続ける中で気付いたことは、推敲に関してインタビューをするということは、「創作の哲学」についてことばにすることと同義語だということです。「推敲」の視点を軸に、その人の「創作」を語ること。それは、美意識に近い領域かもしれません。そして、優れたつくり手は高い(あるいは、明確な)美意識を持っているということです。

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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 対話のこと、文章のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。