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「人柄が現れるところ」とは【#言語化れんしゅう】

「人柄が現れるところ」について考えてみました。

ふとした所作、仕草、表情、ことば。パンをちぎって一口大にして食べていたり、「ありがとう」と伝えると「こちらこそ」と笑顔で返ってきたり、誰も見ていない場所で脱いだ靴を揃えていたり、誰かが喜んだ姿を見て自然な微笑みをたたえていたり。無意識に現れる習慣や反応、自然体な表現に人柄が現れます。

嶋津(X)

これは、わたしの考える「人柄が現れるところ」の印象。他の人はどういうことに「人柄が現れるところ」と捉えているのかと思って、Xで問いかけてみました。

「人柄」ってどこに(どういう時に)現れると思いますか?

以下、届いたみなさんの「人柄が現れるところ」をご紹介します。

みなさんのお答え

【1】

困っている人にとっさに声かけができるかどうか、気遣いを差し出せるかどうか。

相手が困っている場面で現れるもの。

【2】

顔に現れると思っています。女性も男性も。特に50過ぎてからの顔はその人が作ったもの。どう生きたかが顕著だと思う。いい顔でありたいものです。

顔に現れる。生き方、生き様、人柄、ぜんぶ。わたしもいい顔でありたいです。

【3】

僕は旅行先で人柄が出ると思います。お互いの素性がわからない、もう二度と会わないかもしれない人に、どんな態度で、どんな言葉を話しコミュニケーションをするか。ここにその人の人柄が如実に現れると思っています。なので旅行先で知らない人と僕はよく話す。

初めて会った、もう二度と再会するかわからない人。その人とどうコミュニケーションをするか。そこに人柄が現れる。最もフレッシュになれる瞬間ですね。

【4】

「ありがとう」を言うシーンと回数。

感謝の場面と、その回数。おもしろいなぁ。

【5】

やはり「負けた時」でしょうか。あとは「足跡」。論語にも 「松は冬になって、はじめて枯れないのがわかる」とありました。

勝った時ではなく、負けた時に現れる。

【6】

(知ってる人の)人目がない時ですね。

自分を知る者がいない、人の目がない時にこそ現れるもの。本性?のような。

【7】

自分より物事を知らない人と向き合った時、相手に理解できるように教えるかどうか。分け隔てなく親切に出来るかどうかということかな。

他者へ接する時に現れる。自分より物を知らない人への対応においてはさらに顕著。

【8】

緊急時の対応の時。素直にありがとうが言えるか?文句を言うか?謝れるか?の時。

咄嗟の対応が求められた時、感謝か、文句か、謝罪かで人柄が現れる。準備ができない時にこそ、ですね。

【9】

とっさの時です。駅で、エレベーターの扉が閉まりそうになってお婆さんがドアにぶつかりそうになった時、サッと手をかざした人がいました。私も見ていたけど体が動かなかった。その人は私の顧問弁護士で優しく賢くて尊敬してます。

思考を介さずに、反射的に現れるものである。その方、とてもすてきですね。

【10】

他者に対して平等に接することができるかどうか。

他者に接する時の態度に現れる。

【11】

飲食店などの優位な立場だと錯覚できる場でのふるまい。 仕事で忙しい時。仕事が暇な時 です。

店員さんへの態度。仕事が忙しい時、あるいは、暇な時。極端な場面で顔を出すのかもしれない。

【12】

言葉に現れると思います。

話すことば、書くことばに現れる。

【13】

仕事柄やっぱりそことなってしまいますが、食事しているときのあれこれです。 1人でも会食でもどちらもですね。

食事のあれこれ。確かに、人柄出ますよね。育ってきた環境とか、気を巡らせているものとか、そこでこぼれる表情とか、ぜんぶ出ますね。

【14】

傘の持ち方。

傘の持ち方に人柄が現れる。すてきな表現だなぁ。

【15】

感覚的な表現になってしまいますが、心の中の幼い自分が、死角から急に、目がチカチカする程強めのビンタをかましてきた時に人柄が現れると思います。また、その幼い自分がまるで化け物のように見え、その子へ嫌悪感を抱いた時。 あと、どうしても"思考の癖"には意図せず人柄が現れると思います。

非常にユニークな表現ですね。思考の癖が介さない時に現れるもの。

【16】

非常時では無いでしょうか。以前居た会社の課長は震災時に誰よりも早く会社の建物から逃げたと笑いながら話しておりました。でも気づくか気づかないという度合いもあるとは思いますが。私はすぐに察知してしまいます。

非常時にこそ、見えるものってありますよね。わたしも震災の時に家族を放って一人逃げ出した旦那さんが、その後、奥さまから離婚を突きつけられたケースを知っています。

【17】

石丸さんが現れた時の某氏。

驚いたり、守ろうとしたり、隠そうとしたりする時、ついついその人の何かが表出しますよね。

【18】

話し方、立ち振舞い、表情、思想、外見。色々なところに現れると思いますが、読み取る側の感性にわりと左右される気がします。共通するのは、他者の取り扱い方かな。

他者への対応、取り扱い方。そこに人柄が現れる。

【19】

“怒り“の状況に置かれた時。 感情をあらわにして言葉や態度で周りにまで圧を与える人もいれば、静かに熟考する人、オロオロと戸惑う人、泣き出す人もいる。 “喜び“や“悲しい“や“楽しい“よりも一番その人の人柄が瞬時に現れるのが“怒り“に対する態度や向き合い方なんじゃないかな。

怒りの只中でこそ、その人の人柄が現れる。怒りは、その人の大切にしている何かを引っ張り出してしまいますね。

【20】

人相や声には出ないと思います。 話の内容や、様々な人を前にして その態度に現れると思います。

話の内容と態度に現れる。表だけではなかなか掴めないものなんですね。

【21】

日々がフラットにある時より、困難なアクシデントが起きた時。怒りや悲しみなどに対峙した時にその人の本質が現れる気がしています。

アクシデントに直面した時、その人の本質が現れる。準備できないシーンですね。

【22】

いいね欄。タイムライン。

確かに、タイムラインを眺めていると、なんとなく人柄が伝わってきますよね。一つのポストでなく、タイムラインを流れっていうのがポイントかな。

【23】

初対面の人に対する振る舞い どんな人に、どう思われたくて、どう振る舞うかってことだと思うので。

はじめましての人への対応。そこでその人の「在りたい」が見える。

全てではないですが、このようなコメントが届きました。

ことばには、人それぞれにイメージがあり、定義がある。それらを読ませていただいていると、わたしの中でも「人柄が現れるところ」のイメージがすくすく育っていきました。

#言語化れんしゅう

これからも皆さんのお知恵をお借りしながら試していきたいと思います。Xのスペースでは、みなさんからいただいたことばを感想を述べながら紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご参加ください。




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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。