「ギフト」は喜びの証。ギフトにこころが動かされた日【#知性の交換】
コロナウィルスが訪れた頃から『知性の交換』というプロジェクトをはじめました。
その目に見えない悪魔は、世界中の人に恐怖を与えました。外に出れない、人と会えない状況が続く中、実感の伴った贈り物でお互いのこころをケアできないかと考えました。好きな本と手紙を送る。届いた本を集めて、「コロナの本棚」をつくろうと思いました。コロナウィルスによって浮き上がった人間の美しい側面。人と人とのつながり、励まし合い、支え合い、そして尊重する想い。
ぼくの元には70冊を超える本が届きました。それらは世界で一冊だけの本。書店に並ぶ本でもなく、オンラインショップに並ぶ本でもない。誰かの家の本棚に並んでいた、〝ぼくのために〟選ばれた本たち。古くなった紙質も、〝ぼくのために〟ということを考えると、愛おしくて仕方がありませんでした。
「コロナの本棚」はアート作品です。コロナウィルスが浮き彫りにした美しい側面。一人ひとりの知性と想いが詰まっています。
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そして、先日小包が届きました。
送り主は羊毛フェルト作家のayamoさんです。ぼくが主催したMuse杯で出会ったクリエイターの方です。彼女の作品を見て、ぼくは一気にファンになりました(フェアリー賞を受賞されました!)。
小包を開いて、あっと驚きました。
ayamoさんのおつくりなったエゾナキウサギさん。なんと愛おしい。
そして、ayamoさんの知性たち。
それから、ていねいに書かれた手紙とお手製のマスクを家族分。
幸せな気分になりました。
ギフトって素敵だなぁ。相手のことを想像し、想いを込めて贈り届ける。想像する時間も、つくる時間も、書く時間も、包む時間も、全てが愛おしい。
ギフト。
とても大事なことを教えていただいたように思います。ぼくも誰かとこんな気持ちを共有したいし、贈りたい。あたたかいものでこころが満たされていく。
ayamoさん、どうもありがとうございました。
※「知性の交換」はまだまだ募集中です。お気軽にお問合せください。
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ayamoさん
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。