しあわせとは
今日、朝さんぽしてながらスペースを開いたら、ある人からコメントで「最近、しあわせを感じたことはありますか?」と質問をいただきました。
わたしのしあわせは高嶺には咲いていません。いつだって足元に咲き誇っています。それくらいしあわせの基準値が低いところにあります。朝、目が覚めるだけでしあわせな気持ちに包まれます。
特に、生活習慣を朝型に変えてから「朝」を愛おしく感じるようになりました。20代の頃は、営んでいるバーで働いていたので生活は昼夜逆転して、眠りにつくのが明け方でした。文章を書く仕事をはじめてからもそのライフスタイルは続き、夜中がわたしにとっての大切な執筆の時間になってくれていました。
生活習慣が変わったのは、およそ一年半前。朝さんぽをはじめてからでした。最初のひと月は、夜型から朝型へシフトすることに苦労しましたが(考えてみれば十数年、夜を中心に生活していたわけですから当然です)、朝陽を浴びながら歩いていると、どんどん身体も健やかになってゆき、暮らしのリズムも調ってきました。
さらに先月から「運の研究」をはじめてからは、朝はわたしにとって特別な時間となりました。日の出と共に目覚め、歯を磨き、マッサージして身体をほぐしながら白湯を飲みます。白胡麻油で口をゆすぎ、好きなことばを声に出して読み、朝さんぽへ出かけます。朝陽を浴びて、瞑想する。家に帰ると、窓を開けて空気を入れ替え、玄関・廊下・トイレの床磨きをする。その中で、思いついたことをノートに書く。ここまでが、わたしの朝の時間です。
豊かでしょう。一日の中で、この数時間がとてもお気に入りです。ですから、目が覚めるだけでしあわせだし、朝陽を浴びながらさんぽすることもしあわせだし、掃除をして自分の空間がきれいになってゆくこともしあわせです。本当に、しあわせの基準値が低いのです。
義父の入院生活を共にしはじめて、さまざまな発見がありました。義父が入院しはじめたは今年の8月のはじめ。今で4ヵ月目になります。
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