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対話する身体

人の話を聴くことを仕事にしています。

「聴く」にもいろいろとスタンスがあるのですが、できるだけ自分が自然体でいられるような在り方を模索しています。我慢することなく、過剰に意識することもなく、リラックスした状態で「聴く」を楽しむ。無理に話を広げようとせず、わからないことは素直に問うし、自分が話したい時は潔くことばにしてみる。そのようにして、“対話する身体”をニュートラルな状態へと調整している感覚です。

その中で意識していること(あるいは気付いたこと)をいくつか書いてみようと思います。コミュニケーションや表現に関して、何かしらのヒントになるとうれしいです。

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2,105字

「エチュード」とは、音楽では練習曲、絵画では下絵という意味。「話すこと、聴くこと、書くこと、読むこと…

教養のエチュード

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「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。