「大切な人への贈り物」とは【#言語化れんしゅう】
わたしは、コミュニケーションをギフトだと思っています。
話を聴くことは贈り物。心地良いあいづち、新しい発想が促されるような質問、ついしゃべりたくなるようなリズム、時には沈黙もまた大切な贈り物です。良き対話をする上で、相手に居心地の良い状態をつくるためにできる贈りものとは何か。そのヒントが知りたくて、「大切な人への贈り物」について考えてみました。
これは、わたしの考える「大切な人への贈り物」の印象。他の人はどういうことに「大切な人への贈り物」と捉えているのかと思って、Xで問いかけてみました。
あなたが大切な人に贈り物をおくる時に気を付けていることは何ですか?(あるいは、贈られてうれしかったエピソードを聴かせてください)
以下、届いたみなさんの「大切な人への贈り物」をご紹介します。
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みなさんのお答え
【1】
その人の生活から着想、少しでも気分が上がるものを。関係性によっても長く持てるものか、消耗されてゆくものかを変えてゆく。
【2】
生活の心地良いエッセンスとなり、意外なスパイスにもなる。いいですね。その時間も特別で、愛おしいものになる。
【3】
暮らしが少しだけランクアップするアイテム。選ぶのもおもしろいし、センスも問われそうだ。
【4】
想いが強ければ、自分の気持ちを満たすための行為になりがちですもんね。半分こより少し多め。その塩梅、いいなぁ。
【5】
自分では買わないちょっといいもの。歯磨き粉やバスソルトなど、日常を楽しめるものであり、消耗品。
【6】
香を贈るっておしゃれですね。気分を贈る、みたいな感覚で。先に好みを聴いたり、伝えたりすることも配慮。
【7】
相手の「好き」に合わせるよりも、自分の「好き」を贈る。確かに、「相手はこれが好きだろう」と軽率に選んだことでがっかりさせてしまうことってありますもんね。それだったら自分の「好き」を伝えるような感覚で。
【8】
人に何かを贈る行為はすてきなものだけれど、リスクが伴いますよね。ある意味、「何もしない」も贈り物とも言えるのかもしれないですね。
【9】
ポストカードはお手軽だし、旅の香りを残しながら、そこにメッセージを添えるとまた特別なものになりますもんね。
【10】
直感に従って選ぶ。もらいものって人によれば負担に感じることもありますもんね。
【11】
体験や思い出を含めて贈ってもらえたこと。世界に一つだけのギフトとなりますね。
【12】
相手の好きなもの。提示してくれていたらなおうれしい。推しが喜んでくれるものを贈りたい。
【13】
膨れ上がり過ぎると、相手の負担になったりしますもんね。その塩梅って意外と難しいところ。
【14】
受け取ってもらえる工夫をしつつ自分が贈りたいものを贈る。
【16】
純粋に贈りたいものは何か、何を喜ぶだろうか、というのを金額のフレームを外してまず考える。いいなぁ。
【17】
確信が持てるかどうかが軸になっている。持てない時は残らないもの。自分がお気に入りでオススメしたい、かつ相手への配慮もしつつ。一番いいものは、相手がほしいもの。
【18】
自分では買わないけれど、あればうれしいもの。「自分で買うほどでもない」あるいは「自分の日常では手が出ない」みたいなものは確かに体験として贈られるともうれしいですよね。時間はある意味、その人の命の断片ですもんね。それを共有してくれることの喜び。
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全てではないですが、このようなコメントが届きました。
ことばには、人それぞれにイメージがあり、定義がある。それらを読ませていただいていると、わたしの中でも「大切な人への贈り物」のイメージがすくすく育っていきました。
これからも皆さんのお知恵をお借りしながら試していきたいと思います。Xのスペースでは、みなさんからいただいたことばを感想を述べながら紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご参加ください。
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。