「もう一度、訪れたい店(バーもしくはカフェ)」について考えてみました。
これは、わたしの考える「もう一度、訪れたい店」の印象。他の人はどういうことに「もう一度、訪れたい店」と捉えているのかと思って、Xで問いかけてみました。
バーやカフェを愛する人に質問です。「もう一度、この店を訪れたいな」と思うお店の特徴は?
以下、届いたみなさんの「もう一度、訪れたい店」をご紹介します。
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みなさんのお答え
【1】
入りやすさと、距離感の心地良さ。
【2】
清潔感とバックバーの壮観、細部へのこだわり。心地良い距離感、そこに集まる人たちの魅力。
【3】
懐かしさを味わえる場所。閉まっていた記憶を味わいなおせるような、もう一度自分の体感を味わえるような。おもしろいなぁ。店を通した内省的な味わい方だ。
【4】
他人の目を気にせず一人の空間を楽しめる。意外と、そういう場所ってなかったりしますもんね。安心できる場所。
【5】
適度な距離感、ある程度“ひとり”であることを楽しめるような空間。
【6】
穏やかな空気感とそこに集う者たちの語らいの楽しい場。店主の人柄。
【7】
清潔感があり、心地良い気が流れる空間。常連さんが大人の嗜みをよく理解している。そういう人が集まる場所。
【8】
清潔でシンプルな空間。一人を楽しめる場所。考えごとに没頭できる時間を味わえるところ。
【9】
距離感も、調度品も、音楽も、居心地の良いバランスで。ドリンクは気持ち多めがうれしい。この塩梅をトータルでコーディネートするのってさまざまな工夫が要りますよね。
【10】
新しい価値観や体験を味わえる空間。かっこいい人が集まるような場。
【11】
五感へもたらすスペシャルな体験。マスターの人柄。安心感があり、同時に高揚感が訪れる。
【12】
掃除が行き届いた、ご機嫌さんのスタッフが営んでいる空間。「人」が大事である、と。「たくさんのお客様に信頼されるバーテンダーになりなさい。でもそのためにはまず人が問われます」っていいことばだなぁ。
【13】
秘密基地感、一体感。ドキドキするような、大人の空気感のあるようまな、若者が背伸びをしたくなるような。
【14】
バーテンダーさんとのやりとりを含めて楽しい体験となるお店。
【16】
お店によって心地良い距離感を使い分けている。その心地良い距離感で店を選んでいる。その日選んだ店は、その距離感を求めていたから。
【17】
歓迎されたムード。最初に入る時にその空気感で安心できますよね。あとお店の人との適度な距離感。
【18】
自然光、清潔感、味が良い。静かで穏やかな空気。心地良い距離感を共有できる人が集まる場所。
【19】
心を打ち明けることができる人の存在。これは何物にも代えがたいですね。
【20】
お店を営む人たちとの波長が合うお店。その波長と調和する人たちが集う居心地の良さ。
【21】
店の人のこだわりがある。お店のこだわりを楽しむのも特別な体験ですよね。明かりを含めた落ち着いたトーンと空気感の場。
【22】
調度品へのこだわり、美意識。細部に渡る心遣いは、店のメニューの質ともリンクする。音楽もまた大切な要素。
【23】
マスターの美意識やムードが調和された空間。
【24】
掃除が行き届いていて、光や音が心地良い空間。読書も楽しめるような、一人の時間をゆったり過ごせる場所。
【25】
店の人とお客さんが相思相愛、想い合っていることが伝わる空間。
【26】
思い出すとまた訪れたくなる。「バー」にもかかっている。人とは違う切り口だ。
【27】
提供するものに愛を感じるお店。また、それらを通してコミュニケーションがはじまる。それもまた豊かな味わいの一つ。
【28】
マスターの鈍感力。研ぎ澄まされていると、こちらも緊張してしまう。リラックスするためには隙や遊びが必要。
【29】
人生の旅人たちがふと一息つくために立ち寄った空間。その先々でさまざまなドラマがある。それを感じさせるような場所。
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全てではないですが、このようなコメントが届きました。
ことばには、人それぞれにイメージがあり、定義がある。それらを読ませていただいていると、わたしの中でも「もう一度、訪れたい店」のイメージがすくすく育っていきました。
#言語化れんしゅう
これからも皆さんのお知恵をお借りしながら試していきたいと思います。Xのスペースでは、みなさんからいただいたことばを感想を述べながら紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご参加ください。