自由律俳句 #419
【迷い込んでいる落ち葉】
ショッピングモールの入り口付近の、
ジュエリーショップの前の通路に、
落ち葉がひとつ落ちていた。
来店する人々の風に運ばれて来たのだろう。
茶色くて、カサカサだけど、
そこに見えるガラスケースの中よりも、
その落ち葉の方が、今は魅力的に見えた。
用事を済ませて、その通路に戻ると、
まだある落ち葉。通路の中央。
人目を気にして、さっと拾い上げて、
外の風に混ぜて帰した。
秋の羽根みたいだった。
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