自由律俳句 #299
【おじいちゃんがおばあちゃんの頭を撫でている】
病院の待合室で会計を待っている時、
おじいちゃんとおばあちゃんが入ってきて、
私の前に座った。
来院されるやいなや、
看護師さんが、そのお二人に近寄り、
「大丈夫ですか?どこですか?」と、話しかけている。
どうやら、
玄関でおばあちゃんが転んでしまい、
頭を打ったかもしれないとのことらしい。
私の前の席にいらっしゃるので、
会話の内容で状況の概要は分かった。
私が見る限り、おばあちゃんの頭から出血などはしてなさそう。
しかし、一応検査をするらしい。
うん、してもらった方が良いと、私は心の中で思った。
おじいちゃんは心配そうに、
おばあちゃんの頭を見たり、
時々、撫でたりしていた。
その様子を見て、
普段から仲が良いんだろうなぁなんて勝手に思って、
少し不謹慎かもしれないが、ほっこりとした。
会計を済ませて、
玄関で靴を履き替える時に、
あのおばあちゃんが大きな怪我とかをしていなく、
元気だったらいいなぁと、
スリッパを棚に戻しながら思った。
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