自由律俳句 #166
【おつりを王手のように置く】
コンビニで270円の買い物をしまして、
300円を店員さんにお渡しします。
店員のお兄さんは、
「30円のおつりです!」と、
青いトレイにビシッとおつりを置きました。
おぉ、ちょっとかっこいいなぁと思っていたら、
「ポイントカードはありますか?」と聞かれて、
「あぁ、すいません、はい」と、カードを渡します。
ポイントカードをピッとしてくれて、
「ありがとうございましたー!」と、
とても爽やかでした。
コンビニを出てから、
なんか「王手!」みたいなおつりだったなぁと思いながら、
財布の小銭入れのところに、
金将とか銀将の駒でも入れてたら、
金運とか良くなるかなぁとか思ったり、
桂馬だったらピョンピョンして、
お金がすぐ無くなりそうだなぁとか思ったり、
そんなことを考えながら、家まで帰りました。
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