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自由律俳句 #305

【花火売り場が充実している】


スーパーでブラブラしていたら、
花火売り場が目に留まった。

他のスーパーとかよりも、
少しだけ売り場が広くて、
いろいろな種類がある。

買うわけじゃないんだけど、
売られている花火を見ながら、
そういえば、最後に花火をしたのはいつだっただろうと考えた。

確かお盆に帰省して、
甥っ子と花火をしたあの時だ。

甥っ子はあの時、あのくらいの年だったから、
8年くらい前かなぁ。

そうそう、そういえばその時、
甥っ子は花火じゃなくて、
そこらへんの石遊びの方が面白かったみたいで、
花火そっちのけで、石を集め出していたなぁ。
消火用のバケツに石を入れて遊んじゃって、
辺りが水でベチャベチャになっちゃって、
だから、途中で花火は止めたような…

そんな記憶を思い出した。

今年はどこかで花火をするのだろうか、
なんて思いながら、
売られている花火を少しだけ眺めていた。


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小島涼太郎
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