君がいた夏
映画「君がいた夏」
1988年のアメリカ映画です。
ある野球選手の回想という形で物語は始まります。野球映画ではありませんよ。
プロ野球選手としての現役生活を終えた男のもとに、いとこのお姉ちゃんが亡くなったという報せが届くんですね。
いとこのお姉ちゃんは、男の初恋の人だったんだね。年上の女性にいだく淡い初恋ですね。
初恋の女性の死の報せをうけ、男は初恋の人との思い出の地に出向くんですね。そこで、初恋の人と出会った少年時代の淡い夏の日の思い出がよみがえってきます。
この淡い少年時代の思い出を描いていきます。
憧れるいとこの女性を、まだ20代のジョディ・フォスターが演じてます。
映画「羊たちの沈黙」で大女優として成長したジョディ・フォスターですね。
ジョディ・フォスターがいいんですね。少年が憧れる、眩しくも、少し影がさす女性をチャーミングに演じてます。
誰にでもある初恋ですね。
青春の日記を1ページ、1ページ、丁寧にゆっくりとめくっていく映画ですよ。
派手なCGや、アクション映画の対極にある作品ですが、こういった小さな贈り物の作品が好きです。
夜中にひとり見たくなる映画ですよ。