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今年の振り返り
はじめに
今年は本当に色々なことがあった一年でした。日本の医学生の海外経験に関する意識調査の論文が出版されたこと。Reach Out Projectに採択され、NTDs Youthの会を立ち上げたこと。医学生としても、講義中心だった大学での過ごし方が、臨床実習が始まり大きく変化しました。大晦日ということで、少し振り返ってみます。
論文の執筆
米国内科学会(ACP)日本支部のStudent Committeeで行った調査を基にしたものです。もちろん回答バイアスはあると思うのですが、548人の医学生のうち7割が海外で働くことに興味を持っているのは意外でした。岩田さんに頼りっきりでしたが、倫理審査を通すことや論文の形式で投稿すること、査読対応など矢野先生をはじめ共著の先生方の支援を受けながら多くのことを学びました。
Reach Out Project
応募締切日の前日に、滑り込んで申し込んだReach Out Project。もちろん感染症に興味はありましたが、顧みられない熱帯病(NTDs)にここまで関わるようになるとは思っていませんでした。PoliPoliの伊藤さんが世界一のアクセラレータプログラムにすると話していたように、本当に素晴らしい講師の方々から支援を受けて少しずつ進んできたと思います。
インドトリップに始まり、政策提言や勉強会、伴走支援など本当に多くの支援をしていただきました。少しでも社会に良いインパクトを与えることができるように頑張っていきたいと思っています。
NTDs Youthの会
日本熱帯医学会学生部会(J-Trops)で出会い、日本における狂犬病制圧の歴史をまとめるプロジェクトを共に行った上杉さんと高泉さんで一緒に応募しました。一言では書ききれないですが、FIWC九州の時にお世話になった「びおとーぷ」を事務所として非営利型の一般社団法人になりました。法人の設立も自分たちで行ったので、本当に大変でした。定款作成、法務局への登記申請、銀行口座開設など色々と。後日、noteにまとめようと思っています。
一緒に活動をしてくれる友人は本当に尊敬できる人ばかりで、一緒に活動できることが自分のモチベーションにつながっています。2024年も楽しみです。
フィリピンへの短期留学
大分大学では研究室配属の期間が2023年5-7月に設定されており、微生物学講座がプロジェクトを実施していたフィリピンへ短期留学させてもらいました。ざっくり「往復航空券が6万円、滞在費(宿泊・食費など)が15万円、雑費(ビザなど)が5万円」くらいかかりました。大分大学へ来る前からの念願だったので、行くことができて本当によかったです。特に、狂犬病の研究をさせてもらった研究所の皆さんは優しく、よく韓国式焼肉を食べに行ってました。また会いにいきたいですね。
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今年やり残したこと
やれたことも多かったですが、やり残したことも多かったなと思います。特にバイトの負荷が想像以上に高く(週4日、18-22時)なってしまい、もう少しちゃんと医学の勉強と向き合いたかった。また、noteなどで発信することも大切にしたいとは思っていたのですが、色々なものに忙殺されてしまい、、、
来年の抱負
ゆとりのある生活を。
医学生として、しっかり勉強を。
そんな感じで、ぼちぼち頑張っていきたいと思います。読んでいただき、ありがとうございました!
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