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受験

今年28歳になるにあたり、過去の失敗を振り返ってみる。

小さい頃から特にしたいこともなく生きていたから、            小中高と公立学校へ通い、高校は普通科。

何か続けた事はあるかと聞かれれば、小学校高学年から部活としてサッカーを始めて、地元のクラブチームにも入れてもらった。                         そんなわけで8年間サッカーをやっていた。

とは言ったものの、特別上手か?と聞かれればそうではない。なんせしたいこともなかったし、一つの部活がきっかけで始めただけだから。                 でも、あのころ続けてきたから、今でも運動する習慣は残っているのは良いなって思う。

タイトルの受験だが、続けていたサッカーが上手でもなく、他にしたいこともない人間が進学受験に臨むとなれば、それはそれは大変な事だった。            なぜなら、サッカーで食べていけないし、したい仕事もないし。

そんなわけで、自分は現役での受験に失敗し浪人となった。

浪人と聞けば聞こえは悪いが、したい事のない人間が1年間どう生きるかを考えるには必要な時間だった。

現にこの一年で自分自身に合った学び方や物事を捉える姿勢、やりたい事をみつけるいいきっかけになった。                                今の自分の考え方の基礎は当時にできたものだと思う。

色々割愛するが、現在は診療放射線技師として病院に勤務している。           趣味として始めたロードバイクは今は全力で取組むスポーツとなった(速くは無いけど…)

あの1年が無く、もしも普通にどこかへ就職するか進学していたら、今でもしたい事のない28歳だったんじゃないかと思う。


最後に浪人した1年で自分の中での考え方を変える言葉を載せる。

失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。     - トーマス・エジソン -

この言葉はポジティブに考えることが出来るから心に響いた。                  だから、今後も私はたくさんの勉強をするだろう。            そのたびに自分は成長するのだと思って。

#あの失敗があったから

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