たまには失敗したっていい
僕たちは失敗を極端に恐れる生き物だ。
失敗をすることで、学ぶことがたくさんある。
いつだって挑戦は刺激的で、今まで出会わなかった感情や体験を味わうことが可能だ。
挑戦のハードルは人によって違う。すぐに行動できちゃう人もいれば、失敗を恐れて行動に踏み切れない人もいる。
ちなみに僕は極限までリスク回避を考えてから行動をするタイプだ。つまり行動はするけど、行動に踏み切るまでは時間が掛かってしまうということ。
僕が行動をする理由は、失敗を恐れて機会損失をするような真似をしたくないからである。
誰かの批判や人の目を気にするがゆえに、失敗しない選択をしてしまう人が多い。
仕事も恋愛もプライベートも失敗する時はある。失敗しない方が怖いし、、むしろどんどん失敗した方がいい。
失敗話は将来的にはどうせ笑い話でネタになってしまうのがオチ。話のネタにできるなんて非常においしいし、お得感満載だと思うんだよ。
なんで失敗を恐れてしまうんだろうか?
失敗を恐れて行動できない人は完璧を求めがちなのかもね。
完璧な自分像。そいつになるために日々挑戦を繰り返すわけなんだけど、最初から完璧になろうとしがちなんだよ。
最初から完璧なんて無理なのに、理想像を崩したくなくて、傷つきたくなくて、人々は失敗することを恐れてしまう。
そもそも最初から完璧を求めるなんて、きつい言葉であえて表現するなら、何かを成し遂げることをなめすぎなんだよ。
完璧にやろうとすると間違いを恐れ、手を付けられなくなるのがオチ。
気持ちはわかる。でも手足を動かさなければ、完璧に近づくこともない。
「どうやって文章を書いたらいい?」ってたまに相談を受けることがある。
「完璧な文章なんてないから、まずは自分が書きたいように文章を書いて外に出してみたら?」ってアドバイスをしたんだよ。
そういう人に限って何も行動を起こさず終わるだけ。
行動しないなら別にそれはそれでいいんだよ。あなたの人生であって、僕の人生じゃないから関係のないお話。
たとえ失敗作だとしても、外に出して評価されることで、完璧に近づけばいいのにね。やりたいという気持ちがあるのに、行動しないなんてもったいないなって思う。
失敗することでしか僕たちは成長することができない。失敗するから次に繋げられるし、自分で実際に体験することで、本や話で聞いたことを肌感覚で体験することができる。
失敗したっていい。重要なのは失敗した後。失敗した後に何も学ばず、また同じことを繰り返していたら、その失敗はただの失敗で終わる。
もうさ、たまには失敗したらいいじゃないか。失敗するかもしれないけど、それでも挑戦を続ける泥臭い方が人間らしいよ。
完璧であること。
それはそれは素敵なことだね。でも完璧な人間には愛着なんて湧かないし、つまらないなって思う。
泥臭い人間の方が好かれることが多いし、頑張ってる姿はみんなかっこいいからね。やりたいことがあるなら、失敗してもいいから、実現のに向けて少しずつ前へ進んでいこうよ。
悩んでるなら行動しよう。失敗なんて将来的には笑い話に変えてしまえばいい。