夢は「胸の内」に秘めておくものだと思っていた
幼少期に「お花屋さんになる」って夢を友人たちに笑われて以降、僕は誰にも自分の夢を話さないようになった。いや、話さないようになったのではなく、話せなくなったに近いのかもしれない。
誰かに夢を話してしまうと、泡のように消えていくようなそんな感覚。誰にも話さずに、こっそり胸の内に秘めておくことで、少しずつ現実になっていくと思っていたし、話して笑われることがとにかく怖かった。
有言実行もかっこいいけど、それよりも不言実行の方がヒーローみたいでかっこいいし、ちやほやされることも多い。ちやほやされるために、夢を叶えるわけじゃないけど、ちやほやされるのは嬉しいよね。正直。
でも、大人になってから出会った人はなぜか自分の夢を楽しそうに語る人が多いことに気づいた。誰かに夢を話す行為が、泡のように消えていく行為だと思っていたのだが、どうやら違うようだ。
誰かに話すことで、自分の夢がより鮮明になり、何をすべきかが明確になるんだよね。楽しそうに自分の夢を話す人はいつだって愉快に見えるし、なぜかはわからないけど、応援したくなってしまう。
そして、みんな自分の夢をどんどん叶えていっている。それはきっと誰かに話すことで、共犯者をたくさん作っているからなんだろう。とはいえ夢が叶うのは自分が頑張ったおかげだし、それは手放しで賞賛されるべきだから祝福したいなって。
誰かの夢が叶った数だけ、「自分にもできるんじゃないか」と錯覚してしまえばいい。
そして、自分の夢を口に出して共犯者をいっぱい作っちゃえばいい。
自分のやりたいことは大阪と東京の二拠点生活をすること。ライターとしてもっとキャリアを積んでコラムを持ちたいし、エッセイのお仕事ももらいたい。日本中に友達を作りたいし、海外にも年に3回ぐらいは行きたい。
あえて自分の夢を口に出してみる。
そっちの方が改善点や良い点が見つかりやすいような気がするし、近道なような気がするから、自分の夢は声を大にして色んな人に話していこう。
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