さよなら、ばいばい
全部君のせいにできたらいいのに。君と行ったあの場所も君とした花火も、君と見た夕焼けも、君が全部思い出になった。君と行った場所に行くと思い出すのは君のこと。思い出ばかりが蘇り、君がいなくなればいいのにいなくならない。君が私の全部で、君を失った私はついに1人。そして、思い出という不必要なものだけが残った。
ねえ一緒に行った場所を覚えてる?
夜の公園の散歩も、2人肩並べて見た夕焼けも全部に君がいたんだよ。
君が公園で教えてくれたキスの味を、今も鮮明に覚えているのは何故なんだろうか。流れてくる涙は全部雨のせいにできたらいいのに。
君と過ごした街も住みずらくなったから別の街へ引っ越すことに決めた。
新しい街。見知らぬ人たち。新生活。そして、君がいない街。
いつもと違う改札口を抜け、私の暮らす街に君はいない。
もう会うことはないでしょう。
さよなら、ばいばい。そして、ありがとう。
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