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いつか出会うまだ見ぬ君へ

子どもが好きという理由だけで、小学校の教員免許を取得した。結局教員にはならなかったけれど、子どもが好きな気持ちはいまも変わらない。いつか子どもの教育に関わるお仕事がしたいし、その夢は絶対に叶うと信じている。

もしもじぶんに子どもができたとき、どんな気持ちになるだろうか。妊娠が発覚した時点で、泣いてしまうだろうし、生まれたときはパートナーよりも泣いてしまうにちがいない。全身全霊を賭けて尊い命を守るし、好きなこともなるべくやらせてあげたい。

子育て1年生を迎えれば、もう立派な父となる。多分最初は戸惑うだろうけれど、徐々に慣れていくものだ。でも、失敗しては一喜一憂して、奥さんに「もうちょっとしっかりして!」と怒られるんだろうな。だから、先に謝っておくよ。ごめんね。しっかりできるように頑張るね。

毎日が勉強で、毎日が不安との格闘になる。現時点で1つだけわかっているのは、じぶんよりもパートナーに負担が掛かるのは間違いない。2人の子どもだし、子育てを一緒にするのはもちろんのこと、心身のサポートもする。

1ヶ月に1回は休暇を設け、好きなことをやってきてほしい。美容室に行くでも、カフェに行くでも、友達と出掛けるでもなんだっていい。子どものことを忘れて、安心して遊びに行ってほしい。

もしもじぶんに子どもができたとき、毎日写真を撮るだろうし、動画も毎日撮ってしまうだろう。iPhoneの待ち受け画面は子どもになるし、パソコンのデスクトップの待ち受けは子どもとパートナーにする。本音を言えば家族の写真がいいけれど、じぶんが写っている写真を待ち受けにするのは、なんだかむず痒く思える。

親バカだと呼ばれても構わない。親バカ城東。世界でも1番の親バカになってやる。我が子が世界で1番かわいい。それはどの親にも共通して言えることだと思う。

1ヶ月、2ヶ月、それから先もずっと記念日を祝ってあげたい。子どもの日には鯉のぼり、ひな祭りには雛人形。子どもにとってはどれもが楽しみだから盛大になりたい。

首が座ったとき、きっと泣く。寝返りを打ったとき、きっと泣く。はいはいをしたとき、きっと泣く。じぶんで座ったとき、きっと泣く。じぶんで立ったとき、きっと泣く。1人で歩けたとき、きっと泣く。

そして、歳を重ねるにつれて、嬉しさよりも寂しさのほうが大きくなってしまうんだろうね。

子どもがはじめてできたそのすべてに、僕はきっと涙を流してしまうだろう。生まれる前からずっと愛しているし、もし生まれなかったらどうしようという不安もある。まだ出会っていないけれど、いつかきっと会えるはずだ。

娘ができたとき、「お父さんとお風呂には入らない」と言われたときには、きっと仕事を1ヶ月休む。息子に言われても、そりゃ凹むだろうけれど、娘に言われるよりは100倍ましだ。1週間ぐらいで立ち直ってみせるさ。

これまでの人生で学んだこと、これだけは押さえておいてほしいこと、

伝えたいことはちゃんと伝える。伝えたときに理解できなかったとしても、いつかはきっと役に立つと信じて、こんな言葉を伝えたい。

友達を大切にしろ。体は大切にしろ、よく泣き、よく笑い、そしてよく働き、よく遊べ。人生はネタ探し。いつも心にユーモアを。大失恋をしろ。努力は実らないこともあるけれど、それがいつか別の形で報われるから腐ることなかれ、初恋は実らないことがほとんどだけれど、お父さんはちゃんと実った。母ちゃんみたいな人を見つけろ。そして、じぶんの子どもができたときに。同じことを伝えてやれ。

生まれてきてくれてありがとう。ずっと、ずっと愛してる。

大層なことを言っているが、まずは恋人から見つけないとダメなんだ。でもまあ、それはどうにかなるだろう、きっと。

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サトウリョウタ@毎日更新の人
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