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mitikusa_synapse
ひとつの恋が終わっただけ
ああ、無情、君仕様。君がいなくなって私は君仕様ではなくなった。
君しかいないというただの見栄張り。
本当は君以外にも異性がいるのは知ってたよ。でも私のそばにいて欲しいのは君だったからその思いを死ぬまで抱いていたかった。
君がいない世界なら生きる価値なんてないから出会う前に戻らないかな、切に。
出来損ないの2人は補い合うことで2人であることを保っていた。
馴れ合い。じゃれ合い。傷の舐め合い。今じゃもう君がいない。
君が幸せになりますようにと、星に願いを込めた冬の夜。
私のものにならないのなら不幸になれという気持ちは胸のうちにいつまでも仕舞っておくね。
ありがとう、ごめんなさい。言葉が足りず、君を失い、時は無情にも過ぎ去るだけ。
一緒にいたという過去。でももう君がいない現在と未来。
あなたに会う前の自分にはもう戻れないなんて知りたくもなかった。
永遠なんてないと人は言うけれど、愛し合った事実は永遠に残るから。
ひとつの恋が終わっただけ。ただそれだけのことなのに、胸が締め付けられるのはなんでかな。
ありがとう、ごめんなさい。それ以上に伝えたいことがあるから。
君なしの人生。不甲斐ない私でも前に進めるかな。
私を成長させてくれたのは間違いなくあなただったから良き思い出にして、この恋に永遠にグッドバイ。
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