人生ってのはSNSに書けないことをするもんだよ
SNSじゃ世界は変えられないけど、人1人分の人生ぐらいなら変えられてしまうから、捨てたもんじゃないよなって。140字のツイートにむしゃくしゃしたり、笑顔になったりもするから、SNSの力は偉大なんだよなって。はまればはまるほど中毒性を兼ね備えたSNS。鋭利な刃物として扱うか、心の安寧を求めるかはじぶん次第。
本当に大切なことはSNSには書いていないと理解しながらも、SNSに縋りたくなってしまうのは、じぶんの弱さであり、変えてしまいたいところだ。「人生はSNSには書けないようなことをするものだ」って誰かが言ってたんだけれど、誰が言ってたかはもう記憶の片隅から消えてしまっているから、もうどうでもいいよな。
君の言葉じゃ世界は救えないけど、君の言葉で僕は救われてるから、人1人ぐらいなら救えてしまうんだな。バカみたいな妄想ポエムも、バカみたいに真面目な自己啓発も、誰かの人生を変えるには事足りてしまっているから、しょせんSNSって吐き捨てられないし、感謝の気持ちだってあるんだよ。
たかがSNS、されどSNS。バカにすればするほど滑稽で、縋りつこうとすればするほど、惨めなもんだよ。インスタ映えのために、作られたスポット。そいつに群がる人間。善悪の区別さえついていれば、表現の自由は守られるから、どうかこれからも自己承認欲求を満たし続けていこうぜ。
画面越しの相手を想像する力が欠如していたり、思いやりすぎて自分の伝えたいことを濁してしまったりする。どちらが良いかなんて自分で考えれば良いし、他人に答えを求めんなって。答えは自分の中にしかないでしょって。答えを他人委ねるなんていやだよ。誰も責任を取ってくれないし、言葉の半分は聞き流せばいいよ。
「自分のことぐらい自分でコントロールしなさいよ」
それが簡単にできたら、きっと誰も悩まないし、苦しまないから、感情任せに行動するのもたまには悪かないと思うんだよ。ああ、めんどくせえな、人生って思いながら毎日を生きています。