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【HONDA】新型 クロスカブ110 を探してみた! HONDA Cross Cub (JA60)


ホンダのクロスカブ110というバイクが欲しいという話。

僕が、というより家族が。


バイクって夏前になると急に気になりだす。

バイク、夏。

この組み合わせ、本当は最悪。

暑い。熱い。日に焼ける。下手すると火傷する。脱水症状になる。メットは蒸れる。

エアコン完備の車でさえ鉄の塊が熱くなっていくらエアコンをかけても熱さからは逃れられない。

バイクなんてエアコンもない。なにもない。熱の塊しかない。

風を浴びれる?それ熱風なのよ。


僕は20年くらい色々なバイクに乗ってとうとう僕にとっての究極のバイクをみつけた。

125ccのスクーター。スズキの。これがもう最の高なのだ。


足をとことん伸ばせる。

これってバイクという乗り物では奇跡に近い。

僕がこれまで乗っていたオンロードバイクはどれも足が辛かった。

僕が我慢強いタイプだったら今頃はエコノミークラス症候群になっていたかもしれない。

170cm以上の方でどのバイクに乗っても足が窮屈、でもバイクは我慢…って考えてるあなた。スクーターですよ!これですよ。最高ですよ。


大型のバイクだって足の窮屈さはそれほど変わらない。

むしろ両足で挟むタンクの下のドデカいエンジンがものすごく熱い。

夏は専用のパンツを履かないとマジで火傷する。

ビッグバイクはスピードも熱さも維持費も危険な乗り物だった。



スクーターは良いよ。

ライディングポジションとか細かいこと気にしない。

リアキャリアつけて運動性能が低下するとか、そんなことどうでもいい。

楽なポジションで気軽に乗れる。

老若男女問わず乗れる敷居の低さもいい。


バイク好きの一定数に「バイクかく乗るべし!」みたいなタイプがいる。

バイクを乗る際の姿勢から走行中の目線とか、色々細かくお作法があるのだ。

僕もスクーターオーナーになる前はそっち側に片足を突っ込んでた。

いわゆるハーレーのようなアメリカンタイプやスクーターはどちらかというとバイク、というよりはクルーザーとかコミューター。バイクとは別じゃ!

バイクはニーグリップして操ってナンボじゃいって思ってた。


でもスクーターいいのよ。

やっちゃダメだけど草履でも乗れる。

ポジションが楽。足なんか伸ばし放題。

タンデムしてもシート広々。

ななんとコストコでお買い物できる!

リアキャリアにたっぷり詰める。

これつけてるけど最高!47L!フルフェイスも入る入る!一度買ったらどこでもコインロッカー(無料!!)になります。

リアボックスがギュウギュウでもキャリアの上に縛って載せられる。

コストコのピザをホールで買える。ホールでですよ!あのデッカイのを。

なんならコストコのティッシュペーパーだって足元に置ける(やったことないけど、やってる人をみた)

もはや積載量だけならマツダのロードスターを超えるかもしれない。


そう、長くなりましたが僕は今スクーターにぞっこん。

いま住んでる環境に順応できる最低限のパワーがあり、かつ快適性に優れた乗り物。それはスクーター。

でも終のバイクはカブにしたいと思っている。

勝手な想像だけどカブはバイクの原点なのよ。多分。


なぜそんな風に考えるかというと、学生時代に東北をバイクで一周していたときのこと。

裏磐梯あたりでお会いした70代くらいの男性がホンダCD125Tというバイクでツーリングしてたんです。


その方とお話しする機会があって、そのバイクいいですね、みたいな感じで話しました。実際、カッコいいですよね。

するとその方は、ここから2時間ほどの町に住んでいる、ときどきフラッとこのバイクで旅している、60過ぎると125ccくらいのバイクが扱いやすくてちょうどいい。

そんなことをニコニコして話されていて、僕のバイクのゴールはきっとこんな感じだと、そのとき直感しました。


CD125は働くバイク。

当時は蕎麦屋さんの前とかに置いてました。

ちょっとカスタムすると英国車風のカフェスタイルにもなっちゃう、いかしたバイクでしたよ。

CD125は絶版車になってしまったんで、同等のホンダの働くバイクっていえば、そりゃもうカブじゃないですか。


話は変わって、東北一周の旅から2年後に今度はママチャリで四国一周をしました。

そのとき四国の人のカブ人口がやたら多いことに気づきました。

四国の山間部の道はカブがあったら便利だし楽しいだろうなって、そのとき思いましたよ。

四国はお遍路さん文化があって、ママチャリで旅してたとき色んな人にご馳走になりました。

いつかは四国に住んでみたい。


さて、そんな僕のバイク愛からのカブに対するリスペクトを勝手に書きましたが、話は戻って、今カブ熱高いのは家族の方なんです。

なんでもクロスカブ110ってモデルが好きみたい。


実際に今週末にホンダのお店で実物をみてきました。

実物みてバイクにまたがらせてもらったりすると、購入する確率が一気に上がりますね。

さらに試乗なんかさせてもらった日にゃ50%以上は買う気になっちゃうもんです。


前回コロナ禍にホンダのお店に訪問したときは、在庫ありません、今すぐ買えません、でスタッフさんの案内も何もない状況でした。


今回の訪問時はスタッフの方が2階まで案内してくれて、ひとしきの説明までしてくれました。

クロスカブ、スーパーカブ110、ハンターカブ、C125。

それにダックス、モンキー125、グロム。

ホンダの125ccクラスのバイク、充実しています。

ここ数年アニメの影響でか、カブが人気。


種類もいろいろあってよくわかりません。


実物をみてスタッフさんに二、三質問をして、だんだんカブの違いがわかってきました。

クロスカブとスーパーカブ110、


そしてハンターカブとC125にグループ分けできるんですね。


各グループ内のちがいは主に外観のデザインみたい。


家族がそれぞれのバイクをみて、やっぱりクロスカブがお気に入りみたい。

またがらせてもらって写真も撮ったけど、身長とのバランスも良い。サマになってます。ちなみに家族は171cm。クロスカブは座高高めで170cm〜足つき良好です。


個人的には、やっぱりスーパーカブ110がいい。

カブってやっぱり僕の中では働くバイクなんですよ。

その無骨さが好きで、クロスカブ、ハンターカブ、C125は綺麗にお化粧されすぎてるようにみえる。

スーパーカブ110がいちばん昔ながらの姿に近くて野暮ったさも残っている。


ホンダのお店をみた後、近所の中古バイク屋さんも冷やかしにいきました。

ホンダのお店にあったカブの中古がひと通り揃ってます。

が、どれも旧タイプのモデルみたい。昔のモデルは前後ドラムブレーキでスポークタイヤです(C125はのぞく)。


500〜3000キロの低走行のタマが多い。

業者さんも走行距離にこだわってオークションで落札してきたのでしょう。

バイクがずらっと並んであってカブたちは青空駐車させられてます。

よくみるとバイクボディのあちこちに錆がちらほら。

やっぱり鉄パーツが多いんですね。

見えないけどチェーンガードの中の錆も気になる。

昔乗っていたヤマハSR400もすぐ錆て、乗る頻度よりも磨く頻度の方が多かった。


中古在庫も少なめ、新品もお高くて、お店の値札も強気です。

どの中古車も新車価格から10万円引ほどで売られてます。

ホンダのスタッフさんが、カブシリーズの新車は今のところ在庫有りって言ってたっけ。これなら新車を買ったほうがいいかも。


というか、車とちがってバイクは基本パーツがむき出し。

単気筒エンジンはとくに乗り手の癖がつきやすいっていうし、前オーナーさんの扱いの影響大なので、できるなら新車買ったほうが幸せになれる気がします。


帰ってからもいただいたリーフレット見くらべたり、スマホの写真をみたりの家族会議。

いますぐ乗り換えるってわけでもないけど、今回家族もまんざらでもなさそう。


バイクの話は熱くなりますね。

あっという間に3000字です。

それではこの話のつづきは別の機会に。






やっぱり金田のバイクは憧れですね。
金田のバイクって正式名称も「金田のバイク」らしいすね。

生きている間に夢のバイクは実現するか。


キャンプ当日にやんだが乗っていたのがカブ。
ちゃらんぽらんな性格にみえるけど、モノは大事にするタイプ。
よつばと!を読むとお出かけしたくなるし乗り物に乗りたくなる。


カブって中古がよく似合う。
トトトトトトというカブの排気量って昔は配達夫を連想させる牧歌的なイメージだったけど、いまやどのバイクも車も静かになって、カブの単気筒の音は勇ましさや猛々しさまで感じる。


若き日のチェゲバラのバイク旅行記。
バイクの旅はとにかく予定なし金なしの無鉄砲さが似合う。
若さゆえの旅のなかで将来を決めるような出来事にも遭遇したり。
バイクは今となっては乗らなくていいものなんだけど、バイクでしか味わえない何かがあるんですよね。


バイクと旅と息子と禅と哲学と。
バイクが発端ですべては一本につながっている。
冒頭の油と汗が染み付いた革手袋が妙にいい味を出してます。




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ryosukewexer
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。