アマゾンの肉厚パーカーが激安だった②
以前からなんとなくほしかった肉厚パーカーがアマゾンで1,000円で買えてしまい、とにかくしっかりした作りだったので追加で同じ黒とグレーのXXLを2枚追加で買ってしまった。
高くても安くても自分にこれだ!とあう服ってそんなになくて、ピッタリあうものは複数枚買うことにしている。
ユニクロで5年以上前に買ったストレッチが気持ち良すぎるデニムも当時は感動しまくって4枚買った。
丈等も古さは自分にとっては感じられず未だに履き心地がいいので満足している。
ちなみに妻も欲しいというのでワンランク下のXLのグレーのパーカーも追加で購入する。こちらは発送が2月上旬とずいぶん先だけど900円という破格。
1枚目のパーカーは丸洗いをしたが生地が分厚くてなかなか乾かない。
丸一日乾かしてフードの部分が湿っぽかったので、そのまま着て若干ひんやりしながら乾かす。
学生時代の頃からGAPやユニクロを愛用していたから洋服にそれほどお金をかけてこなかったけど、最近はとくにクオリティの高いものが安価で手に入る。
このまえ聴いた山下道ラジオでもあったけど、僕たちは90年代に思い描いていた未来にすでにきていて、音楽も映像も洋服もタダ同然で楽しめるいい時代にいる。
んだけど、それが当たり前すぎて感動は薄すぎて幸福感とかありがたい気持ちをほとんど感じていない。
でも今の自分は1,000円という子どものお小遣いで買えるパーカーのワッペンをカミソリで外して試着していい感じだと楽しんでいる。
高くていいものはやっぱり高い値段だけのことがあるだろうし大切につかうんだろうけど、道具感覚でがしがしつかうのを躊躇してしまう。
一方で安くていいものは家でも外でもあまり気にせず使い倒せるのが清々しい。
先日ディスクユニオンで藤圭子のデビューLPとライブ盤をそれぞれ400円、500円で買った。
どちらもYouTubeで聞けるんだけど、レコードでちゃんと丁寧に聞くと、立体感感があって音に艶があってとてもいい。
当時はデジタル音源なんてつかってなくて、すべて生オケで、アナログの楽器の音とレコードって本当に相性が良くて、藤圭子さんには申し訳ないけど生オケの音にうっとりしてしまう。
ライブ盤は当時のライブ席にいるような感覚できけて、50年前にタイムスリップする体験が500円で入手できるって色々バグってるとおもう。
中古LPの転売だとアーティストにお金が回らないとか、たぶん現状のシステムにも問題ありありだとおもう。
けど、こんなふうなお金をつかわない遊び方って今の時代無限にできてしまいそうで、本当に贅沢な時代にいきているんだなと感じているこの瞬間をもっと実感していたい。