クビンスのサイレントジューサーとホールスロージューサーをつかいくらべてわかったことは、迷ったらホールスロー一択(失敗談つき)。
わが家ではクビンスのジューサーでニンジンジュースをつくっている。
毎日ってわけじゃないけど、1日おきにつくっている。
これ、ほんとうにおいしい。
10年以上まえに2週間ほど台湾に遊びにいった。
台南、台中、台北、どこにいっても屋台でフルーツジュースが売っていた。
そしてどれもすごくおいしかった。
それ以来、台湾でのんだフルーツジュースをこえるジュースに出会わなかった。
そとでのむ作りたてジュースはどれも水っぽい。
たぶん冷凍フルーツをつかっているからだとおもう。
ちょっといいお店で一杯1,000円をこえるようなものでも、台湾の思い出の味をこえられなかった。
それが、クビンスのサイレントジューサーをつかってみたら、あの頃の味以上のジュースができた。
思い出の味以上においしい。
台湾でのんだジュースは氷といっしょにフルーツをミキサーにかけていた。
フルーツの鮮度がいいし、暑いのでつめたい飲みものが美味しかったのだろう。
たのしかった思い出の味ってことで美化もされてる。
クビンスでつくる石臼式のゆっくりしぼったジュースはまさにフルーツそのままの味。
一滴のなかまでフルーツのおいしさが凝縮されている。
あえて冷やさず、常温しぼりたてをのむのがおいしい。
ニンジンなどの野菜も、野菜のなかにある甘さまでかんじられる。
味がとても濃いから、野菜そのものの味がダイレクトに舌につたわってくる。
そんなわけで、1年ほどまえにクビンスのサイレントジューサーを買ってからはほぼ毎日のんでた。
ジュースはおいしい。
でも、ジューサーの機械そのものは重くて、洗うのがタイヘン。
クビンスのジューサーを買うまでは、
「朝しぼりたてのジュースで健康維持!」
「お手入れも水ですすいで1分で完了」
みたいなうたい文句を信じていた。
が、それはムリ。
まず洗う部品がおおい。
いちおうフルーツなどを絞りだすドラムのなかをすすぐだけだったら1分でできる。
でも、やっぱりちゃんと清掃しないと、果物や野菜の線維はとれない。
で、思いつくだけでも5点ほどの部品をばらして、スポンジであらって、すすいで、かわかす。
ここまでやると、ジューサーを出して、野菜をあらって〜そうじとお片付け完了まで、最短20分かかる。
これを毎朝つづけるのは、結構しんどい。
そしてさらに、最初に買ったのはサイレントジューサーという、いちばんベーシックなモデル。
これがまた、つかい勝手が超絶クセのあるものだった。
慣れてしまえばなんでもないんだけど、勝手がわからないとすぐにくだものややさいが詰まる。
これは取説どおりにつかえば起こらないんだろうけど、現実にはスピーディにつくりたくなる。
石臼式のモーターがジュースを絞りだすのは低速で、それが栄養素をこわさないのでエライんだけど。
ついつかっていくうちに、ぽんぽこ野菜をいれたくなる。
つまる。なかなかフタがはずれない。パニくる。
これ、初心者は必ずやってしまうとおもう。
かための野菜や果物がつまってフタがはずれない。ドラム本体がはずれない。取説みてもなおらない。
最初のころはパーツのかみ合わせもかたくて、結局ゴムハンマーでゴンゴンうってようやくパーツをはずしていた。
クビンスのジューサーは掃除機でいったらまちがいなくダイソン。
モーターの力がめっぽうつよい。
が、それゆえに外装パーツのプラスチック樹脂に負荷がかかる。
硬めの野菜や果物を、ユーザーが横着して、大きめについいれてしまう。
でも、モーターは車をひっぱれるほど強力だから、それでも野菜などをしぼる。
それをつづけると外装パーツは悲鳴をあげて、さいごに割れる。
ぼくは最初のジューサーの部品を1年で2回こわした。
最初は購入してから1ヶ月たたないで割った。
クビンスのサービスセンターは親切で、購入して1年以内だとパーツは無償で送ってくれた。
でも、1年をちょうどすぎたあたりで、またパーツを割ってしまった。
ジュースはとてもおいしい。でも、扱いづらい。この葛藤の日々。。
それをかえてくれたのが、クビンスのジューサーの上位機種、ホールスロージューサー。
買っちゃった。
でもこれ、正解。
サイレントジューサーとホールスロージューサー、そのちがいはわかりづらい。
実際つかってみて、かんたんにいうと、ホールスロージューサーのほうが値段が高くて高性能。つかいやすい。以上。
本文ールスロージューサーは、果物の投入口が大きくて、小さめのリンゴなどはそのまま入れられる、とうたっている。
でも、初代のサイレントジューサーで多くを学んだぼくは、リンゴ丸ごとジューサーに入れるなんて、できない。
万一つまったときのあのめんどくささ、どうしようもなさ、そして最悪パーツが壊れてしまうかもしれない、ということを学んだからだ。
だから、この高性能の二台目も、野菜も果物もこまかく切って、投入している。
この二台目は高性能なので、それをぐいぐいキモチよくしぼりとってくれる。
1年つかったサイレントジューサーの弱々しさ、危なっかしさはみじんもない。
というわけで、おいしくて、きっと美容と健康にいいジュースライフがまたわが家に戻ってきた。
2台目ホールスロージューサーも、洗う手間は同じくらい。ちょっとめんどい。
でも、なんといっても安定のしぼりだしっぷりがある。安心してつかえる。
もしこれからクビンスのジューサーの購入を検討しているのならば、迷わずホールスロージューサーにしとけ、といいたい。
まずまちがいないはず。
あと、クビンス初心者にひとこと伝えるなら、具材はこまかくきって、ということ。
ホールスロージューサーならパワーがあるので、大きめ具材も機械がしょーがないなーもーとしぼってくれるけど、油断禁物。
つまるとほんとめんどいよ。ゴムハンマーで叩いてあけなきゃいけなくなる。
でもこまかく切るのは手間だからと、慣れてくるとつい具材の切りかたが大雑把になってくる日がくる。
でも、機械がすこしでもブオーーンと、変な音いいだしたら、気をつけて。
ジューサーにまちがいなく負荷がかかってるから。
あと本体が重いし、つまったときはかなり硬い。
そこは覚悟したほうがいい。
少なくとも高齢者むきにつくられていない。
自信がなければもっと軽めの、国産メーカーのものをつかったほうが無難。
お店のマネキンさんとか、友だちがもっているなら、低速ジューサーのしぼりたてジュースを一度ぜひのんでほしい。
一口のむと五感でからだがすきとおるかんじがする。おいしい。
そんな感覚を体感できるんだから、からだにも絶対いいって。
ちなみに、現在わが家にはクビンスのジューサーが、
サイレントジューサー サブ機がふえて2台。
そしてホールスロージューサー1台。
あわせて3台在中しています。
いまんところ、ホールスロージューサー1台あれば十分です。