いつでも感覚は変えられる
こんばんは、宮川です。
新時代の女性リーダーたち
本日はちこみほ講演会にいきました。ちこさんは僕が普段からお世話になっているゆにわの店長で、料理人です。無添加の調味料・素材を使うことはもちろんのこと、食事を神聖なものとして真摯に向き合って、1つ1つ丁寧に作っています。
鈴木実歩さんは女性起業家として有名で、SNS起業というものを流行させた方であります。東京でバリバリ、ネットビジネスをやっていて、あらゆるものから解放されて、自由になっていたつもりでしたが、、、
その反面、どんどん熱量が下がっていき、人生の方向性に迷っていました。そんな時にちこさんと出会い、意気投合して今回の講演会に至った訳です。
今回は主に”食を通して生き方・働き方を学ぶ"というテーマでした。みほさんは一人暮らしで、仕事が忙しかったので、食事をおろそかにしていたそうです。というより、外食で健康的なフードを食べてればいいという考え方を持っていたそうです。
しかし、ゆにわのある楠葉に遊びに来た時に、ちこさんに感化され、「私も自炊する」ということで、まずはご飯を炊くところから始まったとか。
意識と行動力が問われる
みほさんが偉いのは、そう決めてから1ヶ月間、毎日ご飯を炊いたそうです。そして、ここが大切なのですが、ただ炊くだけではなく、その間は他のことを考えたり、仕事したりせずに、ごはんを炊くこと・料理を作ることに全集中をするように心がけていたそうです。
結局、作業的にそういうことをしていても、それでは人生は変わりません。そうではなく、「料理をしている間は、ゆにわの感覚とつながるリマインド」というイメージで執り行うことが大切です。
これはセミナーでも言えることで、どんなにセミナーの内容が素晴らしくても、日頃から実践しなければ意味がないし、実践しても意識が低ければ、感覚が変わることはありません。毎日意識の高い実践をするからこそ、感覚が変わり、人生が変わるのです。
”一線を越える感覚”を手に入れた瞬間から新たな人生の切符を手にすることになります。
日本は和える文化を持っています。団結力だったり、一体感だったり。周りを尊重して、自分にないものをどんどん取り入れる考え方を持っています。だからこそ、セミナーで「この考え・習慣いいな」って思ったらすぐに取り入れてほしいんですね。この行動力が高い人がビジネスでも成功できるんじゃないかなと思うのです。
分離を超越する日本人
そして、ビジネスを成功させるにはもう1つの要因があります。それが「分離させないこと」です。よくありがちなのが、「オンラインよりもリアルで会う方が相手に伝わるよね」って考え方です。
直接会う方が伝わるっていうのは一理あるのですが、直接会うかどうかよりも大切なことは「心がここにあるかどうか」です。リアルで会っても、”心ここにあらず”では相手に真意は伝わりません。まぁ、これは僕の課題なのですが。苦笑
日本人は和の心を重んじるので、調和とか統合とかそういう考え方を優先すべきであり、「〇〇の方がいい」という分離や善悪の考えは勿体無いのではないかと思っています。
そして、そういうことを言う以前に”相手に向き合う意志”というのが大切になり、それができるようになったら「オンラインとリアルの融合で会う」ということをしていけばいいかなと。
相手に向き合うって本当に大変です。僕は起業当初から人と向き合う仕事をしてきました。エネルギッシュな時は大丈夫なのですが、ミーティング・アポが1日に何件も続くと、途中から「めんどくせ〜」っていうオーラが出ちゃいます。相手に関心を持てなくなるんです。すなわち、愛と反対の「無関心」です。
フル回転で仕事をこなしていくには、何よりもエネルギーが必要であり、エネルギーを蓄えられるような日常の過ごし方をしていく必要があります。それの代表例が「食事」なんですね。
目で見えない食を大切にする
僕がここで言う食事とは、カロリーとか栄養素とかではなく、「思いや気」の話です。思いや気の高い食事をいただくと、食べた人は俄然やる気が出ます。これは面白い話で、ちこさんのセミナーに参加したお母さんが、帰宅して子供にカレーを作ったら、「ママ、これ今までで一番美味しい」って言ったそうです。
そのお母さんは何をしたのでしょうか?なんらいつもと変わりのないカレーを作っただけです。しかし、子供達のために思いを込めて、丁寧に丁寧に作ったそうです。
そうやって、気っていうのは言葉を使わずとも、相手に届くんですよね。素材とか調味料も大切ですが、それ以上に「愛情・温もり」っていう目で見えないものが大切になるんです。
では、そういう気の高さを自分が得るにはどうすればいいのでしょうか?それは、1日1日を真剣に生きることです。これを四文字熟語で、「一日一生」と言います。毎日をイベントのように熱く生きることです。寝る前には「明日死んでもいいや」って思うくらい、やり切って寝ることが重要なのです。
それくらいの熱量で生きていたら、自分の生き方・生きる道は定まるし、その生き方が周りを感化させるはずです。熱って、良いものを作るのに必須なんです。
例えば、ごはんって米と水でできますよね?でも、これだけでは不足しています。ごはんにするには「火(熱)」が必要なんです。熱がないと、水と米って交わることがないので、違う物質にならないんです。
人間関係の決め手は・・・
これって人間関係にも言えることだと思うんですよね。人間関係に熱がなければ、ただの友達・知り合いで終わって、発展性ってないけど、「自分は日本をこうしていきたいんだ!」とか、「もっと周りに良い影響を与えていきたいんだ」みたいな熱量があれば、「よし、お互いに切磋琢磨して、〇〇な面白いことやっていこう!」ってなるじゃないですか。
そういうのを仲間・同士とかって言います。仲間なら、面白いことに挑戦できて、現実を変えることができるし、成長もできるし、人生が面白くなることは間違いありません。
「こうなりたいよね」っていう夢や理想を描くよりも、「こうしようぜ!」って志や理念を持って、エネルギーを出し切って生きる方が「熱あるなぁ」って感じじゃないですか!
そして、人間関係に熱量あれば、お互いがぶつかり合うこともあります。でも、喧嘩とかぶつかり合うって嫌ですよね。相手の意見に迎合して、「面倒なことは回避」ってなりやすくないですか?少なくとも、僕はなりやすいです。迎合のプロフェッショナルです。
これまでも、幾度となく、「こいつ言っていることおかしくない?でも、突っ込むのはやめとこう。面倒なことになりそうだから」って感じでした。そして、自然と離れていくみたいな。。。
そういう遠慮的な人付き合いでは、発展することはないし、コミュニティ崩壊することは間違いありません。人の顔色を伺ったり、遠慮するって結局、自意識から来ているんですよね。
昔の僕は自意識の塊だったので、「これ言ったら嫌われるかな?」って気にしてばかりでした。だから、大きなぶつかり合いがなかったのですが、その分、深い仲間はできませんでした。
でも、大阪に引っ越してきてから、ぶつかりを大切にする仲間たちと巡り会えて、少しずつですが、逃げることなく、相手のことを思ってぶつかれるようになりました。
あっ、ぶつかるって自分の感情に任せて言うのではなく、相手のことを思ったり、価値観を尊重した上で、伝えることです。
一致団結するための秘伝
どんなに価値観が違くても、同じ目標・ビジョンがあれば頑張れるものです。実際にちこさんが運営しているゆにわも、今となっては一致団結して、大きく拡大していますが、創業当初は価値観がバラバラで大変だったそう。でも、「メンターの教えを全国に広めたいから」という思いは、誰もが持っていたので、どんなに大変な状況でも、乗り越えることができたそうです。
今あなたが向き合っている人と一緒に見ている景色の先には何が見えるでしょうか?
僕はトリ美という女性コミュニティを運営しています。僕は男性ですが、メンバーはほぼ女性です。僕は比較的、女性性が強いので、なんとかやっていけてますが、それでも時々、女性の心を理解し難い時があります。
「ん??なんか怒ってない?」って思うこと、あったりします。そのまま放置していたら、コミュニティ崩壊になることは間違い無いので、僕は時間をかける前に、早めに向き合うようにしているのです。
僕が勘違いしている場合もあれば、些細なことで怒っている場合もあります。早急に向き合うことでいろんな原因を解明できるので、目標に進む方向を定めやすいです。
仮に、多少大きな問題が起こっても、「ここでの学びをもっと多くの女性に増やしていきたい」っていう思いをメンバーたちが持っていたら、なんとかなるなと信じています。
実際に彼女たちは、「この学びを日常に落とし込む女性が増えたら、日本は輝く」と信じています。このゴールがあるから、頑張れるんですね!
オールシーズンゴール設定
全てはゴール設定です。ゴールがあるから、そこに向かっていける。仮にしんどくても、進んでいけるんです。そして、仲間と一緒だから進んでいけるんです。
「一人だったらぶつかることないから、もっと簡単じゃない?」って思うかもしれませんが、一人だと方向性を見失いやすいのです。簡単なことや楽なことに引っ張られやすいので、ゴールをすり替えてしまう可能性もあるのです。
仲間と一緒だからこそ、苦楽を共に分かち合えて楽しいということもあります。これからのビジネスは団体戦です。各人が自分の長所を生かした役割について、全力を発揮していき、大きなものを作っていく。それが大和魂ではないかと。
全力を発揮していくためにも、まずは自分の感覚を上げていきましょう。そのためには日常をととのえることが大切であり、肝となるのは「食事」です。老若男女問わず、誰もが365日やることです。食事を変えたら、人生は変わります。
このノートを読んで、食事の大切さに気づいた方は今日から早速できることをやっていきましょう。納豆ご飯でもいいし、味噌汁を作るでもいい。簡単なことでいいから、スマホを手放し、集中して意識を高めてやることです。
あなたの今日からの行動の変化が世界に大きな影響を与えます。あなたの報告をお待ちしております。ありがとうございました。
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