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Flash Back 2021 ~ 音楽のTinyVoice・フードテックのGigi

みなさま、明けましておめでとうございます。2021年は大変お世話になりました。そしてお疲れさまでした!コロナだから大変だ…なんてもう言い飽きましたね。本年もよろしくお願い申し上げます。

皆さまにとって2021年はどんな年でしたか?良いことも悪いことも色々とあったかと思われますが、私個人としては友人や仕事仲間の命に関わるニュースや心の闇を感じるような出来事も多く、とても心を痛めることが多い一年であった気がします。

そんな中、とりあえず心身ともに健康なまま50歳という大台を迎えることが出来たことは兎にも角にも有り難いことだと感じています。健康に生んでくれた両親に感謝です。(このnote原稿も都内の実家で執筆中。目の前で元気にテキパキ動いている母を見て、感謝といつまでも元気でいてね…という気持ちでいっぱいになります)

いよいよ大台。少年時代・青年時代に思い描いていたような大人になれているのでしょうか…?
幼少期は「違いのわかる男のGold Blend」的な大人の仲間入りが夢でしたが(笑)


さて、私は今 TinyVoiceとして音楽制作のお仕事と、「ごちめしさきめしびずめし」を展開するフードテックベンチャー Gigi(株)と、2足のわらじであることはご存じの方も多いかと思います。

そこで2021年の振り返りと2022年の抱負など、音楽とフードテックそれぞれについてnoteに記してみたいと思います。

①TinyVoice編 〜 沢山のヒット曲に恵まれた2021年
②Gigi編 〜 コロナの煽りをモロに食らった2021年
③2022年はどう生きる?


①TinyVoice編 〜 沢山のヒット曲に恵まれた2021年

TinyVoice,Production

TinyVoiceという名で最初に音楽を世に送り出してから26年、その後その名を作曲家集団として冠して17年、沢山の楽曲を生み出し、人々の生活に寄り添ってきました。

2021年を振り返ると、まず個人の音楽家・今井了介としてのハイライトは、やはり東京オリンピック・パラリンピックに向けて制作されたTeamコカコーラ公式ソング Colorful に携われたことでしょうか。(TinyVoiceのUTA・SUNNY BOY・JUNとの共作です)




詳細は以下のnoteに綴られているので、是非ご一読ください。

楽曲「Colorful 」が、世に放たれるまでの756日の軌跡

全国108都市で開催されるはずだった聖火リレー・シティーセレブレーションも、実際に開催が出来た地域はたったの57箇所。たくさんの学生さん達の発表の場が奪われてしまいましたが、Teamコカ・コーラは諦めなかった...!感動映像は必見です。



また、去年から温めてきたBlue Vintage鈴木愛理のコラボ楽曲「Apple Pie」がついに満を持してにリリースされたり、

と〜っても可愛い楽曲なので是非お聴き頂きたい♪ グラニースミスさんともコラボさせて頂きました。ありがとうございました!Spotifyのバイラルチャートでも一位を獲得


また、沢山のチャレンジと共に35周年を迎えたジャパネットHDさんの勇気と立ち向かう姿勢を少しでも音楽に出来たら...と、35周年記念ソングを書かせて頂いたり、、、

MVには総勢700名以上にご参加頂き、またシンガーソングライターの竹渕慶さんに素敵に歌って頂きました。(皆の知る”あの”メロディー、どこか分かるかな??)


チームとしてのTinyVoiceとしては、皆それぞれが沢山のリリースに関わり良曲を輩出、USのBillboardチャートで一位を獲得するプロデューサー、2021年度の作詞家部門の長者番付2位にも手が届きそうな作家、なかなかな大御所さまのトータルProd.を手掛けたり。クリエイターの皆さまの頑張りは言わずもがな、TinyVoiceの辣腕マネージャー陣が、コロナ禍でありながらも奮起し腕を奮った1年間でした。本当にお疲れさまでした & 有難うございました!



②Gigi編 〜 コロナの煽りをモロに食らった2021年

Gigi株式会社・社是は「Your Happiness is My Happiness」

”利他” や "Pay it forward" といった概念を、福祉やボランタリーで人の善意に甘え何でも「ゼロ円で享受」ではなく、きちんと事業化し世界の人々の幸福度を上げることをコンセプトに創業したGigi。2021年も大変頑張りました。なんと1年で92本ものプレスリリースを打ち、沢山のプロジェクトや新サービスにトライしてきました。

また柄にもなく...ではありますが、Gigiでの活動をご評価いただいてなのか、錚々たるメンバーに並んでレストランテック協会(通称 RT meetUP)の理事に就任したりなど、今まで音楽漬けだった私の社会人人生において、色々と変化を感じる年でもありました。

92本ものプレスリリースを見返すと、書きたい事が多すぎてなかなか難しいのですが...。

【2021年2月・「びずめし」サービスの開始 】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000045433.html

「びずめし」はニューノーマル時代の社食サービス。出社時はオフィスの近所で、リモートやワーケーション時は現在地の近くの飲食店を社食にできる、というもの。勤務地や配属による格差を無くし、また法人側は社食フロアの廃止などコスト削減が可能。また地元の企業が地域の飲食を支援することで、地方経済を継続的に支援していくという意味でもSDGsに即したサービスと言える。

コロナ禍において "行きつけのお店を先払いで応援する" 「さきめし」で、たくさんの共感と支持を頂いた2020年。2021年の年初に差し掛かると、いつまでも支援だけでは皆さまの心もお財布も続かない…。でも飲食店の支援には繋げたい。そもそも最初に立ち上げたサービス「ごちめし」は、世界に誇れる日本の食文化を応援出来ないか?...というコンセプトもあったがゆえ、アフターコロナに向けても何かアクションを起こしたいと思い...。

「ごちめし」は個人間でお食事を贈る仕組み、
「さきめし」はコロナ禍で苦境に立たされているお店を先払いで支援する仕組み


そこで、飲食店により定期的に送客が出来る仕組みをご提案することにしました。その名も「びずめし」

「ごちめし」のような飲食店メニューをギフト化するサービスは世界的に見ても稀で類似サービスもなかったことから、コロナ直前(2019年10月末)からスタートしたのですが、やはりギフトだけでは1ユーザー辺りの送客機会(つまりはトランザクション数)には限界があり、また支援だけでは未来に続かない…と考えました。そんな中なぜ "社食" だったかと言えば、例えば1社 100名〜1000名の従業員がいらっしゃったとすると(1ヶ月20日勤務と考えれば)、彼ら1社のランチの機会だけでも2千〜2万食/月の送客機会を得るわけです。

「ごちめし」が人さまへゴチるサービスだとすれば、「びずめし」は会社が社員にゴチるサービス。つまりはニューノーマル時代の新しい社食サービス。もちろんお食事代の捻出だけでなく、部署ごとのコミュニケーションの手段であったり、社長賞や月間MVPとしてお食事の電子チケットを発券できたりなども可能です。

企業からすれば、社員への福利厚生・会社へのロイヤルティーUP・採用でのアピール・リモート社員や社食の無い拠点の社員にも等しく食事の機会を創出。そしてデジタルゆえに月次での数字の管理(付与額を1ヶ月ごとでリセット可能な完全従量制)であったり、健康経営やウェルビーイングなどを重要視する経営陣であれば、社食として認定できる店舗・メニューまでフィルター可能。そして、何よりも地元の味や経済を持続的に応援出来るということで、SDGsやESG投資・企業CDRの観点からみても 大変新しく未来的な仕組みと言えます。

びずめしを使うことで、企業はSDGsへの取り組みにも繋がっている


私達は2019年末〜2021年初頭、来たるべきオリンピック・パラリンピックに向けて国のコロナ対策(PCR検査の無料化やワクチン接種率UPに向けての早期対応)が迅速に進むもの(いや進むべき、でしたね)と考え、この「びずめし」サービスのローンチを急ぎました。それに伴い開発やサポートなどの体制も整えたのでした。

しかしなかなか明けない政府のコロナ対策(少なくともオリパラが緊急事態宣言下で行われるとは流石に想定外でした)… そんな状況では、折角契約の内諾を頂いていた企業さんからも、「緊急事態宣言下に社員に外で食事を食べてきて下さい」とは到底言えない、とのこと。そんな中「びずめし」は2021年の2月にはローンチ。それに伴い3〜4月頃には売上の入金が始まるはずの「びずめし」も、実際に売上が立ち始めたのは11月頃からやっと、という状況でした。

「びずめし」は今後のGigiの事業計画上でも屋台骨となるサービスであったこともあり、先にも書いた通り開発やサポート等 かなり前倒し気味に資金を投下してきたゆえに、売上:コストのバランスが悪く、Gigiにとってはなかなか苦難の2021年度でした。

【 医療従事者と飲食の支援「YOU ARE THE BEST」 】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000045433.html

文化放送さんと共に取り組んだこのプロジェクト。キービジュアルには人気イラストレーターChocomooちゃん、テーマ曲はTEEが歌ってくれました。

明けないコロナ禍でも医療従事者の皆さまへ「ありがとう」を伝えたい、そんな想いから、飲食店のお食事をGigiの仕組みを使って医療に関わる皆さまに提供できないものか?...とスタートしたこのプロジェクト。外食が自由にできない医療従事者の皆さまには、デリバリーやピックアップを通じて結果4500食のお食事をお届けすることが出来ました。

寄付の原資として、Readyforさんのクラウドファウンディングを活用したり、募金を募ったり、文化放送さんで周知ご協力頂いたり。このnoteを購読してくださった方でも寄付して頂いた方が沢山いるかと存じます。ありがとうございました!


【 「ごちビューティー」と「ごちめしExclusive」サービスの開始 】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000189.000045433.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000045433.html

お食事ギフト以外の領域での「ごち」はずっと取り組んでみたい事のひとつでした。美容をギフトできる「ごちビューティー」(こちらはPoC)。是非パートナーさんや女性スタッフさまへの労いのプレゼントにいかがでしょうか?

また、なかなか予約の取れない人気店のお食事をお席と共に購入してギフトしたりお連れ様とお祝いの席に使って頂いたり….という「ごちめしExlusive(エクスクルーシブ)」は、飲食でありながらも今までの「ごちめし」とは違った店舗さまとの向き合いもあり、新しい取り組みとなりました。予約が何年も取れないようなお店や、味やサービスに定評のあるお店さまにご参加いただき、また1月以降も続々と新しい店舗さまがジョインして下さります。お楽しみにしてください。

ごちビューティーは、 コチラから
ごちめしExclusiveは、 コチラから

モノに溢れた現代、本当に素敵な経験や体験をプレゼント出来るのは素晴らしい事だと考えています。オリーブスパのマッサージや、四谷すし匠のお食事を贈れたらなかなか素敵ではないでしょうか?

まだまだトライ&エラーではありますが、これらのサービスも是非温かい目で見守ってやってください。

③2022年はどう生きる?

何とかコロナを乗り越えてきたとは言え、経済だけでなく "人の心やコミュニケーション" も大層なダメージを受けていると感じた2021年。

静かに人の心がささくれだっている様子や無意識下でのフラストレーションを感じる機会が結構ありました。マウンティングで上下関係を生みたがる人、自身への振り返りに欠けすぐ他罰的になる人、職場でのハラスメントなど人の心を傷つける行動、そしてそれを他者から見えない所で行う….。リモートで便利になった瞬間もあれば、リアルなコミュニケーションが激減したことにより、対面ではすぐに汲み取れるような他者の人格やユーモアなどが、全く感じ取れない状況が長く続き過ぎたのではないか、と。

見た目や健康状態など表面的には数値化できなくとも、沢山の人々が苦難や心の闇を内に溜め込んでしまい、そしてそんな仲間たちの心の闇や苦難をあまた聞き遂げた1年でもあったと感じています。

私自身も誰かに相談できず一人で抱え込んでしまったこともあったかと思いますし。そういった心情の ”澱” のようなものがこの2年で全世界に沈殿していると言えます。

心を穏やかに、そしてコミュニケーションを大切に...


私達は今 試されているのだ、と強く感じた2021年。

2022年は自身からの発信も、そしてサービスを通して社会に向けて "利他の心” の意味合いを見つめ直し、深めていきたいと感じています。

大切なことを話する時こそ、言葉の一字一句に気を配り一呼吸おいて臨む。また、その言葉を受けた相手がどう感じるのか、主観と客観を秒単位で切り変えながら全ての行動を出来る限り穏やかに丁寧に、かつスピーディーにこなせるよう自身と組織の成長に繋がるよう邁進していきたいと考えています。

それが私どもが目指す世界「Your Happiness is My Happiness」に繋がっていくのだと信じています。


【今井了介 SNS】
instgram:https://www.instagram.com/ryosukeimai/
twitter:https://twitter.com/ryosukeimai

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