執筆や取材依頼が続く人と続かない人の違い
「これをされると気分が下がるんですよね」
先日、ある大手出版社の方に取材を受けていたときに聞いたセリフがこれです。その編集者曰く、執筆や取材の依頼をする際は、メールで問い合わせをするそうなのですが、その際のやりとりで今後のお付き合いの程度が決まるとのことです。
そこで今回は、執筆や取材依頼が続く人と続かない人の違いをお話したいと思います。
あっとその前に自己紹介を。
私は「昭和の仕事術」という新刊を出した後田良輔という現役サラリーマン兼ビジネス書作家です。
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執筆や取材依頼が続く人と続かない人の違い①「スピードが遅い」
あなたはメールの返信をどれくらいのスピードで返していますか?ビジネスマナーの本を見ると「24時間以内に返信しましょう」などと書いてありますが、それでは遅すぎます。なぜならコロナ禍を経て、デジタルコミュニケーションは進化したからです。24時間はコロナ前の古い常識!今はもっと進んで2時間以内が鉄則です。スピードの遅いネット通販は敬遠されるように、あなたの仕事に対してのスピード感も人柄の一種として判断されているのです。
執筆や取材依頼が続く人と続かない人の違い②「誤字脱字が多い」
たった1通のメールなのに、誤字脱字が多い人がいます。物書きにおいて誤字脱字が多いのは百害あって一利なし。そんな人に文章の仕事を頼む気にはなりませんよね。メールの返信は、あなたのタイミングでできるもの。だからこそ、そこに誤字脱字があるといい加減な人と思われてしまいます。間違えないという当たり前が徹底できてこそ、執筆ビジネスは成り立つのです。
執筆や取材依頼が続く人と続かない人の違い③「いきなりギャラの話をする」
仕事にギャラはつきものですが、いきなりお金の話をするのは無粋というもの。特に出版など、物書きの業界は「お金よりも良い作品を作る」ことを重視しているため、何も書いていない(実績がない)人からお金の話をされることをとても嫌います。こちらからすると当たり前の話ですが、業界にはルールや風習がありますので、長く活動したいと思うなら、その業界のルールに合わせる必要があるのです。
※物書きのギャラについて詳しく知りたい方はこちらを参照願います。
いかがでしょうか?
1つ1つはたいしたことはないのですが、これが意外なコミュニケーションの地雷となってしまいます。
相手の常識に合わせるのがコミュニケーションの極意です。
ぜひあなたも、自分の夢を叶えるために実践してみてください。