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LayerXはシュッとした会社に見えるけど、青臭いこと言い合いながら楽しく働ける会社だよ!って話。

初めまして。LayerXでBizdevグループでパートナーアライアンスチームを担当しております東(あずま)です!

アドカレ23日目ということで、よろしくお願いします!

簡単に自己紹介を記載しておきます。

新卒で大手企業向けERPのセールスとして株式会社ワークスアプリケーションズに入社。西日本エリアで営業〜プリセールスとしての技術支援まで担当。その後、freee株式会社に転職。北海道や西日本エリアでのSMB Sales、首都圏アライアンスを担当。freee退職後は、個人でe-sportsキャスターをやりながら、若年層向けコミュニティの盛り上げ、及びIT企業の営業支援やCS支援を行う会社を設立。そして、2022年株式会社LayerXに入社。

SMB〜エンタープライズまで、BtoBのバックオフィス領域を一通り経験させて頂いた後、途中から何があったんだろうか?というレベルでキャリアの変遷がありましたが、こんな感じの人です。
数十万人が見ている大会の実況をしたことがある日本では唯一のビジネスマンだと思います。

本日のテーマ

今日のお話は「中で働いている人の意思」について、がメインのテーマになっています。
後は一緒に働かない?という採用文脈もございますね。

LayerXで活躍しているメンバーに共通しているのは、「みんな強い意思がある」という点だと個人的には思っており、その一部を今日はご紹介できればと思っているわけでございます。

「あ〜興味ないかも、、」「もうちょっと会社の詳細を知りたいよ、、」という方は、是非他のメンバーが書いた記事が沢山出てきますので、こちらも是非ご覧下さい!
(同い年のデキるマーケターhitoha-sanのやつを置いときます)

さて、これから話をしていこうと思っているのですが、いかんせん前述の通りちょっと変わったバックグラウンドの人間です。

他の人みたいに賢い文章ではなく、「青臭さ」や「熱量」みたいな話が多くなってしまう可能性があることだけは先にご承知おきください!!!
あ〜こんな人もいるんですね〜ぐらいでお願いしますmm

それでは見ていきましょう。

あなたの仕事はなんですか?

この質問に即答できる人はいますでしょうか?
自分の業務内容を答える人、会社の事業内容を答える人、いろんな答え方があると思います。

話は変わりますが、新卒で入った会社で言われた印象深いワードがあります。

「問題解決が仕事だ」

というものです。
問題解決とは、「問題」と「解決」という2つのワードから成り立っており、「問題の定義」と「解決策の定義」の2つが必要だと考えられます。

恐らく世の中にあるほとんどの会社は、創業社長が「何かしらの問題」に気づき、それを解決するために起業し、仲間を集め、組織を作って、「解決策を生み出す」・・・といった流れの結晶として残っているものだと思います。
(ここでいう解決策は、何もソフトウェアに限らず、美味しいラーメンかもしれません)

では、LayerXという会社はどんな問題を解決しようとしているのか。
代表福島のメッセージをそのまま引用してみます。

LayerX羅針盤より引用

要約すると、「労働生産性」「金融生産性」という二つが日本社会の抱える問題だと定義しています。

そして、それらをプロダクトとソフトウェアの力で変えましょう
ということを彼は言っています。
世の中の情勢を見た上で問題を定義し、ソリューションを模索している感があって、本当に起業家っぽいなあ、という印象です。

他の会社でも同様に、その会社なりの「問題の定義」と「解決策(ソリューション)の定義」があると思います。
そして、恐らく会社として掲げられているものは「世の中を良くしたい経営陣」の意思であることが多いと思います。
(そりゃそうで、違う問題に向き合いたいメンバーは、違う会社に行くか、自分で起業すべきです。)

仕事 = 問題解決であり、問題解決を形作るものは、「誰かの意思」です。

つまり、「仕事」と「意思」は切り離せないものである。
という論法が成り立つと思っています。
(意思のある仕事か、意思の無い仕事の2パターンに分かれるという整理)

では、社会人の大多数を占める「経営陣以外の人」はどう自身の意思の方向性を決めているのか。

例えば、就活中の学生は、各会社で定義された「問題」と「ソリューション」への共感度で会社を測り、「共感度の高い会社の志望度を上げる」という形で自分の意思の方向性を固めていくと思います。

例えば、とある企業で働く5年目の社員は、会社の中にある各チームや組織が定義する「問題」と「ソリューション」を自分のキャリアと照らし合わせて、自分の意思の方向性を固めていくと思います。

(このように、一般的には「経営陣の意思」と「経営陣以外の意思」には成り立ちの違いがあり、だからこそ「組織の意思決定」というプロセスには必ず「経営陣」が入ってくるわけだと考えております。)

人によって「意思」が違う。
つまり、同じ会社、同じ部署、同じポジションにいても、同じような業務をしていても、「向き合っている問題」や「生み出そうとしているソリューシン」、つまりやっている仕事も違う。
という構図になると思います。

この前提で考えた時に、冒頭の「あなたの仕事はなんですか?」という質問には、「あなたが意思を持ってやっている仕事は何ですか?」と置き換えられそうです。

となると、、、人それぞれいろんな答え方がありそうだな、というイメージをお持ち頂けるのではないでしょうか。

将来生まれている子どもに、「お父さんの仕事ってなあに?」と聞かれた時に、かっこよく返せるようになっておきたいものです。

仕事で意思を持てと言われましても・・・

僕は高校時代サッカー部に所属していました。
県内ではかなり強い学校だったのですが、振り返るとこう思ったわけです。

「全員が、絶対に勝ちたい!という熱い思いを持ったチームだったなあ」

皆さんの中にもこういう経験がある方は多いのではないでしょうか。
部活じゃなく、学園祭でも何でも良いのですが、なんとなく学生の頃はみんな青臭いこと言い合いながら、共通の強い意思を持って戦っていたような記憶が結構あります。
意思は隠れているだけで、もったこと無い人なんていないんですよね。

なのに、仕事になるとどうも違うんだよなあ。
というイメージは、何となく世の中のサラリーマンの顔を見ていると結構な割合で思っている方々がいらっしゃいそうです。

話を部活の話に戻しましょう。
そもそも部活に入る前に、「勝ちたい!」って思っている人っていないですよね。
何となく、「活躍したい」「スタメンになりたい」「モテたい」色々な意思を持った状態で集まると思います。

というのを考えると、どうやら組織の中には「入った後にみんなが共通で持つべき意思」「個人個人の意思」の二つの種類の意思がありそうです。

これを整理すると、
・前者の「入った後にみんなが共通で持つべき意思」は共感されやすいものであることが多い。「勝ちたい」
・後者の「個人個人の意思」は、「共通の意思」から逆算されたものであると良さそう。「勝つために、自分は点を取りたい」
みたいな整理ができると考えております。

つまり、よくベンチャー企業のマネージャーが言いそうな「意思を持って仕事しよう」みたいな話は、噛み砕くと、
①「組織の共通の意思」をあなたも持ちましょう
②「個人の意思」を持ちましょう、そしてそれをメンバーに伝えましょう
③「組織の共通の意思」と「個人の意思」を繋げましょう
の3パターンのどれかを考える必要がありそう、みたいな整理になるんだと思います。

①のフィードバックを新入社員以外でされてる方は、転職しましょう。その会社に合ってない可能性があります。入社前からある程度は持っておいてください。
②のフィードバックはちょっとあなたのことがよくわかりませんよ!といった類のものです。ちゃんとメンバーと腹割って話をしましょう。
③のフィードバックはちょっと変わった悩みですね。中間管理職的なポジションだとこの悩みが非常に多そうです。立場が変わった時に起こりがちです。

「仕事に意思なんかないよ・・・」と思ったことのあるサラリーマンの方も中にはいらっしゃると思います。
お金もらえればそれでいいですよ、、楽したいですよ、、と仰る方も中にはいると思います。

そしてこれはトラップなのですが、自分はやる気のないサラリーマンとは違うぜ!と言う方の中にも、「この業務には意思がない」みたいなものがあるかもしれません。
例えば、「僕はSalesforeに営業日報を入力する業務」に対しては何の意思も持てない人間でした。(社内にも何人かいます。)

それに対して「意思を持てよ!」「その業務は仕事だろ!」なんて話をしてもとても不毛です。知らんがな。という感じです。
やりたくないことをやれと言われることでストレスを生み、「仕事ってめんどくさい」となってしまうのだと思います。

そんなあなたには、②の「メンバーに伝える」が非常に重要です。

「意思があるものを共有する。その上で意思が無いものも共有する」

お互いにこれらを共有し合えている状況を作ることこそが、会社という組織の中で楽しく青臭く働くことができる要因だと考えています。

意思は、大なり小なりみんな持ってるものなんです。
それをきちんと共有できる仲間と働くことこそが本当に重要なことなんだなと思います。

皆さんが今いるチームは、できてますか?
できていれば、あなたにとってそこは既に最高の居場所です。

社内Slackにメッセージを投稿することで、自動でzoomの背景を作ることができるのですが、
そこに投稿されたよくわからないプロフィール。(同じ部署の最年長の尊敬できるパイセン)

意思が強い人は面白い

ここまで、
①「経営陣」と「経営陣以外」では意思の性質が違うよ
②みんな「意思」はあるんだよ

という2点をお話してきました。
字面だけ見ると、そりゃそうだよねって感じだと思います。

ところで、飲み会とかで「秘めたる意思がある人」がスイッチ入った時に話す内容って面白くないですか?

「え、お前そんなこと考えてたの?刺激になるわ!」
みたいな話、個人的に好きなんですよね。折角人生の大半の時間を「仕事」に費やすんで、面白い話とか面白い人に囲まれて過ごしたいじゃないですか。
スポーツ観戦とかで、選手の熱い意思を感じるプレーを見たら興奮するじゃ無いですか。

「強い意思」は人に伝播する

と思っています。
(だから、いろんな会社では朝礼とかで意思を高らかに表明して伝播させようとするんでしょうか笑 あ、弊社ではやってません。)

では、意思の強さはどう測るのか。色々な意見があると思っていますが、僕はこう定義しています。

「意思の強さ」=「影響を与える人の多さ」

強い意思を持ったリーダーに人は影響され、その意思をより多くの人に伝播させていく、という流れだと考えております。

逆に言うと、自分だけでも実現できる、自社のリソースだけでも実現できるような意思というのは、比較的強くはない、というお話になります。

例えば、「自分自身がこの仕事をすることで評価されたい」みたいな意思は、取るに値しない意思だということですね。(この意思で仕事をしている方は多いと思います)

より多くの人に良い影響を与えようとしている人というのは、やはり面白いんですよね。
自分が活躍したい、という部員よりも、チームをまとめ上げて勝利をもたらしたいと考えるキャプテンに魅力があるのは当たり前のことなのかもしれません。

パートナーアライアンスのお仕事

さて、長々と意思について語ったところで、ここからは僕が今やっている仕事のお話です。
とても意思を強く持って働いています。
僕は今、パートナーアライアンスという類の仕事をしています。

パートナーアライアンスとは、「自社以外のパートナーとの提携」によって、組織に非連続な成長をもたらすチーム、というお題目を背負ったチームです。いわゆるBizdevという仕事の一部ですね。

冒頭にお伝えした通り、LayerXという会社は、「労働生産性」「金融生産性」という日本が抱える2つの課題に対して向き合っている会社です。
僕が担当しているのはその中のバクラク事業で、「法人間取引」領域の生産性を向上するためのソリューションを取り扱っています。

法人間取引ってのは何ですの?
みたいな話は、代表の福島が詳しく話しているのでこちらをご覧ください。

僕自身、これまでのキャリアで、この領域における不便さや手間の多さに困っている方が大勢いらっしゃることを痛感しております。
そして、「意思の持ちようのない業務が多すぎる」と心の底から感じています。

そして、この領域に携わる方々の意見を頂いてきました。
意思を持ちようの無い大量の作業が発生している中で、「もっと意思のある仕事に時間を割いてほしい。」
そんな願いを持ってこの会社に入社しました。

この課題を何とかしたい、という共通の意思を持ったエンジニアが一生懸命お客様に向き合いながら製品を開発しています。
マーケティング部門がそれを発信し、営業が価値を伝え、CS部門が価値を最後まで届ける、といった構図で動いています。
みんな自分の仕事に死ぬ気で意思を込めてます。


でも、これだけじゃ世の中には届けきれないんですよね。
どれだけ良いものを作ろうが、どれだけマーケティングに費用をかけようが、それだけではモノは届かないんです。

意思を最大限に込めた最高のモノを作ろうとも、間に意思を持って届ける人がいないと届かないんです。
トヨタが良い車を作るだけじゃなくて、全国に販売網を巡らせているのはそのためです。

パートナーアライアンスという仕事は、
「強い意思を持って、この意思を他社に伝播させる」
ことが最大級のミッションとなります。

法人間取引という領域は、新しい概念ではなく、日本で古くから続く「商い」の一部分です。

そして、「商い」は長い年月をかけて「税理士・会計士の方々」「企業の経理の方々」「銀行の方々」「システムベンダーの方々」等、いろんな方々が築き上げてきた日本の伝統だと思っております。

我々よりも、
・この業界の歴史や困っていること、解決したいことを詳しく知っている
・世の中へのモノの広め方を詳しく知っている
世の中の意思ある方々に、僕らの意思を伝播させて共感して頂く仕事なんです。

当然、僕らの意思を貫くだけではダメです。パートナー様にはパートナー様の意思のある仕事があります。
お互いの意思を上手く融合させられるように、僕らは誰よりも模索しないといけません。

自社で良いもの作ればいいじゃん。自社の営業増やせばいいじゃん。
なんてのは幻想です。
僕らが向かっている課題はそもそもその程度の意思で変えられるようなモノじゃ無いです。

良いものは、僕らよりも詳しい方から意見をもらわないと作れない。
僕らよりもお客様の業務を知っている方に説明をしてもらわないと価値が伝わらない。

本当にこの世を良くしたいと思う意思があるからこそ、社外のパートナー様との共闘が必要だと僕は思っています。

そんなパートナーアライアンスチーム、絶賛募集中です!()
青臭く一緒に働きましょう。

みんな強い意思がある、LayerX

さて、冒頭に話していた内容を振り返ってみましょう。

LayerXで活躍している人は、「みんな強い意思がある」

というお話。

「あれ、お前さっきみんな大なり小なり意思持ってるって言ってましたやん」
とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。

そうなんです。前提意思はみんなあるんです。
でも、僕らは、

「何に対して強い意思を持っているのか、お互いが知ってるんです。」

だから、逆に言うと、何に対して意思が無いかも知っています。
苦手としている領域を埋めてくれる人がいることも知っています。
だから僕らは強いんですよね。

意思のない仕事はしないし、依頼もしない。
全ての仕事に誰かしらの意思が込もった状態を作る。
だからこそ、僕らは青臭いこと言い合いながら、楽しく働いています。

実は、LayerX社内では、仕事に意思を込めるという意味で、
「闘魂を注入する」というワードがしばしば使われます。

↑共に戦う同士
↑さっき出てきたポンコツ8段
↑社長

いろんな人が仕事に「闘魂(意思)」を込める重要性を理解して働いているから、とても心地が良いです。

長々と話をしてきましたが、みんなが「意思」ある仕事だけに取り組めるように社内の組織は作られています。
そして、組織が拡大してもこの環境を維持できるように、LayerXでは5つの「行動指針」が示されています。

LayerX5つの行動指針

これまでお話してきた内容は、2つ目の「Trustful Team」を体現したものではないでしょうか。
互いを信頼し、時には頼り、時には頼られ、背中を預け合いながら、これからの未来に向かってこれからも頑張っていきます。

そして、繰り返しになりますが、
共にこの「意思」を世の中に伝播してくれる仲間にこの記事が届き、僕らの仲間に加わってくれると嬉しいです。
もう一回貼っときますね。


あーー、青臭いなあ。笑
(ちなみに「意思」って85回言いました。これで86回目)


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