振り返り(2024年10月)
サムネはタイのSanctuary of Truth。40年以上経て未だ完成していない建築物。精緻な作り込みが圧倒的感動なので、タイ行く人には声大きめにオススメしたい観光スポット。
今月のハイライト
ピックアップしていくつか。
社会起業家フォーラム
ソーシャル系のイベントを見に行って、社会起業家のプレゼンをたくさん聞いてきた。世の中には認識できていない問題が無限に起こっていて、その地域・コミュニティでその問題解決に向けて命を燃やしている人がいる。どこに自分は命を燃やしていくかという大切な問いを受け取った。
タイ旅行
去年も行ったけど、今年もタイを旅行。楽しかったなあ〜〜また食が合うのも大きそうだけど、また行きたいなと思える国。
今月触れたもの
オールジャンルで印象的だったものをいくつか
ブルーピリオド
兄のおすすめで視聴。めっちゃよかった。真面目で気にしいで努力家な主人公が美大を目指していく話。心理描写の掘り下げ方が秀逸でたくさん出てくる登場人物にどんどん感情移入できるのがすごい。自分の生存戦略と重なるところが多くてめっちゃ共感したし、その分ぶつかる壁や弱さもどんどん言語化されていってグサグサ来た。
ファイナルファンタジー16
FFシリーズ最新作。全体的に暗くて「ワクワク!」って感じではなかったけど、苦しい中を進み続けて、業を背負っていきながら生きていく主人公と、それを身を削りながら支えていく弟のブラザーフットにはグッとくるものがあったな。人とのつながりを中心に描いていて、自分の意思や使命は自分だけで産めるものというより、他者との関係性やその中での出来事から業が深まっていて出来上がっていくものという描き方が自然に入ってくる感じもよかった。BGMもとっても神。
今月の気づき/今、感じていること
最近自分の行動に影響のある考え方や感じていることをいくつか。
母性的-父性的
対人のスタンスとして、母性的か?父性的か?といった話を複数箇所話題にするところがあって、心に残ってる。自分は母性的なスタンスをベースにしている。元を辿れば幼少期から父性より母性に意義を見出していた自分がいたからなんだろうななど。人は母性的な側面と父性的な側面の両方を持っているはずで、個として目指すは両性具有的な存在なのかなと思いつつ、人それぞれベースのスタンスがあって、もう一方はうまく出力できないみたいなことが普通だと思う。自分も未だ自在に扱えているとは全く言えないし、母性的な関わりをするのに、謎に父性的な自分が表出していることにも気づいてとても面白い。
自他の境界線
ここ最近苦戦していること中心にあるテーマだな〜と思いながら生きてる。自分は自他の境界を引きすぎる傾向があるのだなと思う。自分の権利や利を守ること、外的環境に左右されない個としてのレジリエンス、他者を尊重しつつ自分も尊重する生き方として、これまで有力な生存戦略であったけど、ここに来て足を引っ張ることが多いなと感じてる。自分と他者・社会を明確に区切ることで、そこを重ね合わせをトレードオフに認識してしまう自分がいたり、常に相対的に自らの位置を確かめる自分がいたり。そもそもそこって明確に区切れるものじゃないんだろうな〜と思いながらもやってしまう自分がいる。自分と他者・社会という認知の統合が自分の今のテーマ。苦しさも多分にあるけど、人生のテーマと対峙できていることに感謝だ。
10月もあっという間に過ぎていった。トランジションの時期にいる自分、もがきながらも目の前しっかり生きていくぞ。
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