振り返り(2024年2月)
サムネはCo-Doメンバーとの一枚。4ヶ月ほどのプログラムが終わってもうなんかすでに懐かしさ。
今月のハイライト
ピックアップしていくつか。
Co-Doデモデイ
昨年10月から参加していたCo-Doが一区切り。オフラインのプレゼンはコロナ前以来だったからめちゃんこ緊張したなあ。自分の中でまとまり切っていないことも多いけど、そんな中でも形にして伝えてみることの大切さを学んだ。まだまだ出発点でしかないけど、大きな一歩を踏み出せたように思う。参加してよかった。
写真撮影会
後輩のほむほむに写真撮ってもらった!📸
撮影会に参加することが初めてだったから勝手もわからない感じだったけど、自然な表情を引き出してくれて撮ってくれて感謝!
ガンダムSEED FREEDOM
ガンダムの映画を見に行った。毎週お父さんに召集されてガンダムのテレビアニメを見ていた頃からガンダムは好き。SEED世代というのもあって20年ぶりに映画公開はアツかったなあ。
SEEDは遺伝子操作された優秀な新人類とこれまでの人間とが対立する世界観。人の可能性は無限大というけれど、遺伝子で人の適性や適職はわかってしまう時代。それを知らずと可能性を追い求めた先に絶望があり欲望があり、そこから争いや戦争が起こるのだとしたら、遺伝子分析によって決まった自分の適性に合う生き方を全人類がしていけば、人は欲望をコントロールして平和になっていくのではないか?そんな問いに対して向き合っていくのがガンダムSEED。結局ガンダムはロボットアニメじゃなくて人間ドラマなのよね。作品を見終えて、結局世界は変わっていないかも?とも思ったけど、アニメSEED、SEED Destinyに比べて一つ方向性を示した感じがあって、完結版の作品としてはよかったんじゃないかなって思う。
兄弟、お父さんと一緒に見に行けたのもよかった。エンタメは世代を超えて繋いでくれる。
ごはんのお裾分け
ホームステイ先で教えてもらったインドネシアかき揚げのBakwanと最近ハマってるキムチを実家でも作って、おじいちゃんおばあちゃんにも振る舞った!お昼ごはん時に持っていったら2人は消化の良いお粥とか食べてたから揚げ物はミスったかと思ったけど、喜んで食べてくれたな〜。まだ実感はないけど、将来もし孫が料理を作って持ってきてくれたらどんな体調だろうと食べちゃいそうだな〜という気持ちになった。
今月触れたもの
オールジャンルで印象的だったものをいくつか
梟
初めて韓国映画を映画館で観た。主人公は盲目の鍼灸師で、王朝に渦巻く計略に巻き込まれていく話。臨場感がすごくて終始手に汗握ってみてた。力のないものはなんとか抗うことはできるけど、結局大きな力って強えんだなっていうリアルを垣間見した感じもあってなかなか印象的な作品。
熟達論
陸上選手の為末さんの本。超相対性理論で気になってて図書館で予約したのがようやく来たので読んでみた。成人発達理論をもうフィジカルな内容に寄せて書かれた本だった。身体の反応や動きって誰しもにとって体感があるから内容も理解しやすいのがめっちゃよかった。
・「感覚は連動している。言語的に五感と切り分けているが、実際には連動している。卓球選手は耳栓すると下手になるが、聞きながらやっていると自覚はしていない」
・「イップスは受動的な行動(捕球など)では起こりにくく、能動的な行動(投球など)にて起こる」
熟達の段階の第一段階が「遊び」でこの理論めっちゃいいなって思った。目的化せずに取り組めることを自分の中でも再認識したいな〜って思えた。
よみがえる変態
星野源のエッセイ。くも膜下出血で死にかけた前後の日々が綴られている。
エッセイって徒然なるままに取り止めのない感じがそんな好きじゃなかったけど、その人の考え方や生活がリアルに伝わってきて、意外といいなとなった。最近は自己開示がテーマなのでとても参考になり申した。
家族じまい
いろんな家族に焦点を当てて家族の在り方を描いた小説。未婚の自分には体験し得ないリアルな感じというのか、うまくいかないこと、折り合わないこと、素直になれないことなどいろんな瞬間を追体験した感じ。
人と生きるとは互いに依存し合うもの。1人で生きていくことを選ぶ人もいるけど、1人で生きていけない面倒臭さに飛び込んでいくのが結婚であり、その面倒臭さが羨ましくなることもあるんだろうね。面倒なことは悪いことじゃあない。面倒ごとがあるから人生の起伏が生まれるとか、そういうことなんだろうなって思う。家族という営みは変化が起こるもの。子供が生まれたり、仕事を変えたり。病気ということもある。そんな変化の中、全てを完璧に綺麗に乗り越えることはなかなか難しい。けど、歪な中育む家族関係は強固であり、フラットな意味で豊かなものだと思える。
また、人間との比較、優劣、勝った負けたみたいな表現がたくさん出てきていたのも印象的だった。学生時代のインターンしていた時、「人生ってどの地獄を選ぶか?って事だよ」と先輩ディレクターが言っていたのを思い出す。みんな地獄であってみんな幸せでもあるはずで。人生って長期で予測も立てられないし、自分が欲しかったものがずっと良いものなのかもわからないし、手に入らないこともある。そうやってみんな自分の人生を必死に、時には打算的に進んでいくものだということ。基本的には想定通りに事は進まないからうまくいかないことも絶対起きる。その中で周りを見渡して、ああ、自分はまだマシだとか思って一瞬の安心を得たりするのが社会的人間なんだろうな。
今月の気づき/今、感じていること
最近自分の行動に影響のある考え方や感じていることをいくつか。
無茶でも形にしてみること大事
プレゼンに向けて想いがぐちゃぐちゃになっている状態だったけど、期日があるからこそできる最大限の表現に落とし込むことができる。自分の思いを表明するときは整理ができて完璧な状態で見せたい気持ちになってしまうけども、途中でも形にしてみたい方が揺らぐ自分の中でも参照点ができるし、いろんな人からフィードバックをもらえるのでめちゃめちゃ良い。形にすることにインセンティブが働く構造を自分の中でどんどん設定していくぞ。
未来を見据えて行動できているか?
・「10年後、どうなっていたいのよ?」
・「その10年後に向けて、今の自分の時間の使い方は一直線に向かえているか?」
先輩との話の中でこの問いが出て、まじでシンプルでいい問いだなと思った。定期的に戻ってきたい問いだな。この先輩は10年先を見据えて動けてるか?って話を昔からしていて、少しずつその感覚がわかるようになってきている感じがする。
自己開示
最近自己開示がテーマなので、自己開示上手いな〜と思う後輩と話していての気づき。やっぱり年齢関係なしにみんなそれぞれの感性で生きているからこそ、誰からも学べることって本当にたくさんあるな〜って改めて思えたのもよかったな。
・人間誰しも主観な自分と客観な自分がいて、性格的にその比率はばらつきがある。主観多めだと「これはやっていいこれはダメ」みたいな客観フィルターを介せずに行動したり表現できたりするので、その比率をいかに主観多めにコントロールしていくか?が結果として自己開示をしていくこということ。
・いきなり主観100にすると引かれるので、ちょっとずつここまで出しても大丈夫かな?って主観でいられる瞬間を増やしていくこと。どこまで行けるか?みたいなゲーム的な感覚もあってそれ自体を人間楽しんでいる節もある
自分に渦巻くダブルスタンダード
一貫性を持とうとするとやっぱり苦しいことが多い。自分に優しくありたい自分と行こうぜ!って発破をかける自分、今が幸せと思う自分と、もっともっと表現できるぞって言う自分。どっちなんですか?と言われてもどっちもいるって言うのが正解なんだと思う。このダブルスタンダードをどう扱い、どう乗りこなしていくのかは改めて人生通してのテーマかも。
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