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ニューノーマルをつくる「ワーケーション」のススメ

先日旅してワーケーション」と題したオンラインイベント(#旅ワケ)に登壇しました。250人もの参加者のなかで、あえて「旅」を伴ったテレワークのススメを語らせていただきました。

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まだまだ #ワーケーション と言うキーワードの認知度が低いし、果たして僕たちが提唱する「場所にとらわれない働き方」を表現する上で「ワーケーション」と言う言葉が正確かどうかも、まだ悩み悩みではあります。

「バケーション」なる言葉が含まれることで、ワーケーション=休みに行く、という誤解を生んでいるような気がして、ワーケーションを実践している我々が語るところに、このイベントの重きをおきました。

ワーケーションの誤解を解きたい。

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そもそも、HafHはワーケーションという言葉をこのように定義しています。

「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた新しい言葉。場所に捉われず働ける現代において、 お気に入りの場所で仕事をすることで、通勤や職場のストレスを減らし、日々の充足感をあげ、ワークライフバランスの向上を促す働き方。

旅を伴ったテレワークには「行き先を選ぶ」自由があります。場所にとらわれず仕事をすることで、当然、満員電車に揺られてオフィスで仕事をするよりも、ビーチの近くに住まいながらさざなみとともにテレワークをする方が、格段に幸福度があがると、僕は感じています。(一方、オフィスの方がいい、という人がいらっしゃることも存じております)。総務省の平成30年度のデータでは、(場所にとらわれない働き方、という意味での)テレワークの効果を感じている企業がほとんどです。

ちなみに、コロナ禍のテレワークの是非を問う記事では、少なからず「テレワークで生産性が下がった」という結果を報道するものもあります。どこにも外出できないコロナという大きなストレスの中で、場所にとらわれたテレワークに生産性をあげる要素が少ないのは事実。コロナ禍のテレワークは、決して本当のテレワークじゃなかとです。

松下慶太先生のnoteにも詳しく書いてありますが、企業による「最低限のテレワーク対応」は、決して前向きな「働き方改革」ではありませんでした。この条件下での「テレワークの効果是非論」は全くフェアじゃないと思うんです。コロナの長期化により「テレワークに合わせた働き方」を前向きに整備を始める企業こそが、きっと効果を最大化させるものだと思います。

ワーケーションは、New Normalへのチャレンジ。

会社で働かなくてもよくなったコロナ禍で「どこで仕事をするのか」。家ではなく、あえて「旅」を伴う働き方を取り入れる意味とは。

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それはシンプルに、旅という「非日常」を日常に取り入れることで、当然見える景色が代わり、出会える人が変わり、結果、思考回路が変わるということです。自身の価値観が多様化し、アイデアが生まれやすく、成長速度を何倍にも早める可能性が格段に高まります。実際に効果に対する数字も出てき始めている。

見えなかった顧客の生の声が見えてきたり、地方の眠っている課題を掘り起こしたり。会社のオフィスで働いていては見つからなかった、新しいコラボレーションやビジネスチャンスが0から1、あるいは1以上に広がるチャンスを掴みやすくなる。

未来の「正解」は自分でつくる時代に。

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オリンピックさえも本当に開催されるかわからない「先の見えない」未来を生きる僕たちにとって、未来の「正解」は誰も教えることができなくなりました。国も、会社も、未来の正解を知らない時代に、誰かに甘え、頼ってついていっても、結局その先に「正解」が待っているとは限らない。となると、自分自身が決めて、進むしかないんです。右へ習えでは通じない、ある種の過酷な現実が待っている中、オフィスと家の往復だけで、幸せに生きるのが難しくなってきました。

ライフスタイルに、ジムやヨガ、習い事を取り入れているように、ワークスタイルにも自分を磨き、自分らしい働き方を見つける習慣を取り入れる。「仕事時間以外で自分磨き」ではなく「仕事時間に自分磨き」。

これからの未来の正解は、自分で探しに行く。これがワーケーションの本当の意味だと思います。ニューノーマルを見つけるメソッドの1つがワーケーションではないか、と。

企業が認める「ワーケーション」時代、到来。

コロナ禍において、Yahoo!ではリモートワークが無制限になり、副業が解禁され、メルカリは「ニューノーマル」な働き方への取り組みを始めることを発表しました。

社員一人ひとりが、自分の働き方を見つけるべく、会社がサポートし始めている、ヤフーやメルカリの事例はまさにその1歩。

HafHに登録し、今月から旅を伴うテレワークを開始した会社員の方がいらっしゃいます。

どこでも働けるのに、オフィスに30分かけて通勤して、出社するのがバカバカしくて。

サーフボードとPCモニターを持って、27歳の彼は、この夏、ワーケーションを通じた五島生活を始めます。

HafHは秋から広島でのワーケーションを支援します。

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リモートワークがOKになった、のであれば、少し「旅」を伴ったワーケーション、やってみませんか。他の人たちより一足先に、未来の正解を探す旅を。今回、HafHは、広島でのワーケーション体験を「新幹線サブスク」込みでご提供するプランを発表しました。使い倒せば移動費が実質半額程度になります。

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その料金は最大5日泊まれるプラン付、新幹線付、しかも広島周遊チケット付(要はエリア内まじで乗り放題)で36,000円、これめちゃお得。大阪〜和歌山・白浜であれば26,000円。和歌山・白浜はワーケーションを自治体ぐるみで推し進める全国No.1エリアで、三菱地所がサテライトオフィスを作ったり、セールスフォースがオフィスを作ったりと企業誘致も盛んです。ぜひプラン詳細は画像をクリックしてみてください。

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別に、このチケットを仕事に使わなくても構いません。HafH会員への登録だけが条件ですから、実質「休み」に使っても「職場」として使ってもOK。この「住まう」「働く」「休む」の境目を曖昧にし、自分らしく生き方をデザインする感覚こそ、ワーケーションから学ぶ、ニューノーマルです。オフィスに通い続け、「住む」「働く」「休む」を完璧にきっぱり分ける生き方も当然あります。これも1つの選択肢です。これからは、どちらにせよ、暮らし方を自分で「選べる」と言うことが、とても大事になってくると言うことです。

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休みも、仕事も、住む場所も、自分がやりたいように、やる。未来の正解を探しに、この秋、ワーケーションしてみませんか。

↓詳細確認〜お申し込みはこちらから↓

また8月3日にはJR西日本さんらとトークイベントも開催し、こちらの企画の背景、詳細をオンラインでご紹介します。参加は無料。申し込みはこちらから!

この時期に移動を伴う働き方を選ぶという選択肢は、後ろ指を刺される可能性もあります。その部分も背負って、自分の生き方、自身でデザインされてください。移動される際は、細心の体調管理と、宿泊受入側への協力をお願いします。腹くくって、未来の正解を探す旅を。

私たちHafHは、どんな選択肢だろうと、働きたいように働く、ひとりひとりの多様な選択肢を応援しています。

多様な価値観を、多様なまま許容する社会をつくっていく。

HafHを運営するKabuK Styleのミッションを1歩ずつ、できるところから、進めて参りたいと思います。

Enjoy your life journey!


Thank you for your support!