私がフォローしている「終活をもっと身近に、もっと楽しく / 終活ガイド なる」さんのページを読んで、改めて「終末期医療」のことについて考えてみました。
終活ガイドなるさんのページに掲載されていますように、終末期医療とは、患者さんが快適に過ごせるようにすることが第一の目的です。
では「終末期とは、どんな時期のことを言うのでしょうか?」定義について調べてみました。Wikipediaによると、どうやら明確な定義はないようです。おおむね、3~6ヶ月くらいで死に至るであろうと診断された人が「終末期」と呼ばれるみたいです。
今回私が気になったのはこの言葉です。
どんな年齢でもどんな状態であっても、命を守ることが医療の最大の目的です。医療に、「幸せな死なせ方」は存在しません。
現在の日本の法律では「尊厳死」は認められていません。私は今そのことに対して提言しようとしているものではありません。ただ、今の病院の在り方として、気になるだけです。
死にかけていても、死なせてもらいない医療
私が今働いている病院では、いわば「死にかけている人」がたくさん入院されています。言葉の選び方が悪いかもしれませんが、そのように見えてしまう私の感想なのでお許しください。
看護師は毎日精一杯の努力を患者に注いでいます。床ずれしないように動かしたり、下の世話を献身的に行っている姿に敬意を表します。一日でも長く命をもたせようと努力しています。
しかしそれが本人にとって、本当に望んでいることなのでしょうか? と、疑問に思ってしまいます。
意思表示できない人の気持ちは?
自らの意思でお願いしている人はそれで良いと思います。しかし、意識のない人や意識が明朗でない人は果たしてどうなんでしょう?
今日は答えを出さずに話を終えることとします。あえて提言もしません。命が大切であることは世界共通の認識です。
私はベッドの上で長々生かされるような最後を迎えたくありません。おそらく皆さん同じことと思います。そんな状態を望む人なんて皆無でしょう。ではどうすれば良いのか? それは明白です。そんなことをこれまでいっぱい書いてきました。
さて、ちょこっと外を走ってくるとします。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。