「老化細胞」糖尿病の治療薬で除去 マウス実験で成功 順天堂大
「老化細胞」という言葉を最近よく聞きます。このような細胞の存在が発見されたのはまだ最近のことです。科学の進歩は本当にすごいです。
「加齢は病気なんだ」と解釈した場合、治療する手立てがあると言われています。わたしたちが生きている間に、その研究がどの程度進むかわかりませんが、だからといって、死ぬことなく生き続けることは難しいそうです。現代の最高齢は、だいたい120歳くらいですが、それが200歳くらいまでは可能ではないかと言われています。
ここで考えるべきことは、どんな体で200歳を迎えるかということです。今の寿命にように、80歳くらいでヨボヨボになって、その状態で200歳まで生きるとしたら、誰だって嫌でしょう。
しかし、20歳くらいの身体の状態で、160歳くらいまで生き、その後、老いていくとしたらどうでしょう? これは私が今、勝手な想像で書いた数字です。研究によってどうなっていくかは分かりません。
しかし、若い時から老化細胞を除去することができていたなら、60歳でも20歳くらいの肉体を保つことが可能かもしれないという話です。それなら長生きしても良いと思いませんか?
糖尿病治療薬が老化細胞を除去してくれるなんて、素晴らしいことです!
昔からマウスを使って実験を試み、様々な薬などが開発されてきました。今回マウスでとても良い結果が得られたということは、人間にも有効である可能性があるということです。
「不老不死」というのは夢物語ではなく、確実に近づいている話です。IP細胞による治療も進んでいます。可能ならば、100年後、200年後の未来を見てみたいものです。
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