70代・団地ひとり暮らし流「高齢期の楽しみ方」。健康のために意識する3つの習慣
画廊と美術館での学芸員経験をもち、現在は美術エッセイストとして活躍中の小笠原洋子さん。高齢者向けの3DK団地でひとり暮らしをしています。
こういった見出しで引き付けられて、読むけど悲観的な思いを持つ人がいることでしょう。
「有名人でしょ? 一般人と稼ぐ金額も違えば、周りの対応も違うから、私とは立場が全然違うし、こういう人の生き方なんて参考にならないわ!」
はい、私もそう思います。
これは生き方に限らずなんでも同じことが言えます。ただ、その見方だけに固執すると、世の中の参考書が無くなってしまいます。確かにそう思うけど、一応読んでみて、参考になるところだけ参考にすればよい話です。それを全否定していては、進歩が無くなるってもんですよ。
健康のために意識している3つのこと
●睡眠
●栄養
●運動
結局、健康の三原則です。もう中身は読まなくてもだいたい分かりますよね。
そうです。どんな有名人だって、貧乏人だって、結局は同じ人間です。健康のために何を意識すれば良いかなんて、同じに決まっています。
ただ境遇が違ったりするものですから、優遇の差はある程度仕方がありません。そこで自分なりにどうすれば良いのか?ということになってきます。
工夫が必要です。
お金のある人は、有名トレーナーさんに個人指導してもらうことだって可能です。しかし貧乏人はできません。貧富の差を例に出しましたが、時間や持って生まれた身体の差もあります。いろんな差を何で埋めるか? それが工夫だと私は思います。
頭脳を使う工夫もあれば、肉体を使う工夫もあります。考えれば何か突破口が見つかるものです。一番よくないのは、記事を読んで「な~んだ」で終わって、何もしないことです。あるいは「なるほど!」と思っても何もしないことだってあるでしょう。
何もしないことが一番よくない。
健康やダイエット、その他習い事だってみんな同じです。世の中には参考になることが溢れています。とくに最近はネットで何でも情報が手に入ります。しかも、無料で!
これから年老いていくにつれ、不安ばかり膨れ上がる人もあるでしょう。しかしその不安を喜びを楽しさに変えるためには、工夫することです。待っていても誰もやってくれません。一つの記事から何か学べることがあったなら、あとは実行あるのみです。