篆書の筆遣いがわからず困っています(ご教授お願い致します!)
篆書の筆遣いについてわからないところがあります。
探しても答えが見つかりません。
お助けください!!
1. 中鋒の具体的な状態と篆書の線
篆書は送筆部を「中鋒」で書きます。
この「筆の穂先が一画の中央を通っていく」とは、穂先が具体的にどうなることを言いますか?
次の図のように、穂先が刷毛のように線の幅いっぱいに広がると思ってよいでしょうか?
また、同じ資料に次のような図も載っていました。
この図の右側のような線が篆書の理想に思えるのですが、この線はどうやったら書けるのでしょうか?
2. 篆書の起筆で筆先を巻く意味
篆書の起筆のやり方は次のように説明されます。
「筆先(穂先)を線の中につぶしこむ」と、穂先は送筆部で線に対して90°に開きます。(「|」:穂先)
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| →
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これは問題ないと思います。
一方、「筆先(穂先)をひと巻きまいてつつみこむ」と、穂先は送筆部で傾くと思うんです。(「\」:穂先)
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\ →
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これはこのままでいいのでしょうか?
それともこれは巻き方が悪く、送筆部で90°になるように巻き方を改善すべきなのでしょうか?
また、そもそもつぶしこむだけではなく、巻く方法をとるのはなぜでしょうか?
起筆部の丸みがキレイに出るからでしょうか?
それとも筆をねじるのが目的で、
むしろねじるべきなのでしょうか?
その場合、ねじる効果は何でしょうか?
線が力強くなる?
カーブが書きやすい?
以上、探し方が悪いのか情報が見つからず困っています。
ご教授いただけると大変助かります。よろしくお願いいたします!