人工甘味料が心臓発作や脳卒中のリスクを高める可能性
The artificial sweetener erythritol and cardiovascular event risk という論文がnature medicineに掲載されました。
人工甘味料全般、特にエリスリトールは心血管疾患(CVD)リスクの高い患者において、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなる可能性が研究によって示唆されました。
血液凝固のために血小板の作用により血栓が作られますが、エリスリトールが存在すると血小板がスーパー反応を引き起こし、通常と比較して大量の血栓が作られてしまうため、新血管疾患患者のリスクを高めると考えられています。
NYTやCNNにも記事があるので、以下にリンクを貼っておきます。
【龍成メモ】
今回の研究で結論が出たわけではないので冷静になる必要はありますが、以前に紹介した腸内細菌の話も含めて、人工甘味料には様々なリスクの可能性があると思います。
やはりこの世に「フリーランチ」などなく、メリットとデメリット、陰と陽は勾玉のように隣り合わせになっていて、何かを得れば何かを失い、何かを失うことに何かを得ているのだな…と日々感じてしまいます。
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