健康的に体重を減らす（nature medicine）
Keeping the weight off というnature medicineの記事から。
GLP-1受容体作動薬などの体重減少薬が臨床試験で良好な結果を得ているため、非常に期待されています。
肥満管理には一時的な体重減少ではなく持続的な体重減少こそが目指すべきゴールですが、体重減少薬も途中で投与をやめると、体重は再び戻ってしまいます。
また悪いことには、体重減少においては「筋肉」も一緒に落としてしまいますが、体重のリバウンド時には「脂肪」がつくことで体重が増えます。つまり、体重の減少と増加を繰り返すうちに体の組成自体が変化し、代謝が悪いカラダに変化してしまいます。
薬物療法が体重減少における「特効薬」という迷信を信じるのではなく、食事療法や運動療法に加える「武器」として抗肥満薬を捉えるべきである、と記事では指摘しています。
いいなと思ったら応援しよう！
