生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。 by セネカ
「人は、これを、次にあれを、と考えをめぐらせ、遠い将来のことにまで思いを馳(は)せる。
ところが、この先のばしこそ生の最大の浪費なのである。先のばしは、先々のことを約束することで、次の日が来るごとに、その一日を奪い去り、今という時を奪い去る。
生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。
君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。
君はどこを見つめているのか。どこを目指そうというのであろ