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今日の1曲 ガロ トリオ・ソナタ第1番ト長調
今日の1曲として紹介したいのはイタリアの作曲家ドメニコ・ガロ(1730~1768?)のトリオ・ソナタ第1番です。ヴァイオリニストとしても活躍した彼はヴァイオリンソナタや12作品のトリオ・ソナタなどを遺しています。時代的には古典派に属する作曲家ですが、時にはポリフォニックな書法も使用しています。
この動画をみた方なら、この曲に聞き覚えがある方もいるのではないでしょうか。
ストラヴィンスキーのバレエ音楽『プルチネルラ(Pulcinella)』の序曲に使用されています。実はガロのトリオ・ソナタの一部の作品はこのプルチネルラに転用されていたのです。
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このトリオ・ソナタ第1番の構成は3楽章形式になっており、両端楽章がト長調、真ん中の楽章が平行調のホ短調をとっています。
プルチネルラに転用されたのが第1楽章です。
第2楽章はメランコリックな旋律が特徴的で、第3楽章はフーガ風で模倣を多用した楽章になっています。
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