自動詞他動詞について
英語が苦手である。喋ることは当然できないし、学生時代のペーパーテストも低空飛行。中学時代に受けた英検3級は2次試験で見事に落っこちた。(噂によると2次の通過率は90%らしい)
そんな英語苦手マンの僕は、英文法の授業を「クソくらえ」と思いながら受けていた。そりゃそんな態度で受けてたら、身につくはずがない。
中学まではそこまで苦手意識はなかったが、高校英語で大きくつまづいた。文型とかようわからんし、完了形とかちんぷんかんぷんだし。とか思いながら、英語反抗期を迎えていた。
そんな高校英語で意味不明だったのが、自動詞と他動詞である。自己完結できる動作は自動詞で、相手や対象が存在する動作は他動詞とかそんな感じだったろうか。目的語の有無とかで判断するらしいのだが、そんな分け方に何の意味があるのだろう。
日本語にはそんな分け方は無い。(もしかしたら海外の日本語学校ではあるのかもしれないが) 母国語に存在しない分類の仕方を急にされても…って感じである。恐らく、ネイティブの人も「あ、これは自動詞だな」とか考えもしないだろう。
「これは自動詞ですね〜エクセレント!」なんていう先生の解説なんか心底どうでもいい。(そんな言い方はしてないが)そんなことより、リーディングやライティングを教えてくれ。
まぁ、英語学習者用に体系的な文法を身につける必要があるのは理解できる。ある程度、型を身につけていないと知らない文字の羅列にしか見えないだろう。
ただ、何でも文法として体系化してガチガチに固めたとしても、肩が回らなくなるだけだろうと思う。
言語は自然発生的に生まれ、進化を遂げるものである。英語も日本語も然りである。文法は成熟してきた言語を型枠にハメる、いわば鋳型である。
まぁ英語が得意だったらこんな心境も抱かないだろう。所詮、英語苦手マンの戯言として大目に見てほしい。