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すみっこぐらしについて

僕は顔に似合わず、可愛いものが好きだ。デスクにはゾウの絵が描かれたマスキングテープが常備されており、簡単なメモ書きの固定にはデフォルメされたゾウさんが役に立ってくれている。

別にウケを狙って可愛いものを嗜好している訳ではない。仕事があまりに可愛らしくない内容なので、せめてもの癒し的な意味合いで可愛いものを自然と求めてしまう。ロフトに行った際には、自然と可愛いものを手に取って、レジに向かう自分に気持ち悪さを抱きながら過ごしている。

心的バランスを取らなければ、自分を保てないあたりがもの凄い弱いと思うのだが、可愛いものは僕にとっては多大なる効用をもたらしている。

最近、ある可愛いものが気になって仕方がない。それは「すみっこぐらし」である。各すみっこ達の丸っこいフォルムとユルい顔立ちがとんでもなく癒される。

とりあえず、アマプラに映画が上がっていたので見てみたが、終始口角が上がりっぱなしだった。(だいぶ気持ち悪い)

ある友達の家に行った時には、寝室にたくさんのすみっこのぬいぐるみが置いてあった。思わず数匹連れて帰ってしまおうかと考えてしまった。(勿論、連れて帰ってはいない。)

LINEスタンプは購入して愛用しているが、そこから話題が広がることが多い。男のくせに、すみっこぐらしが好きというのは余程奇妙なのだろうか。食いついてくれる女性の方が多い。

よくジェンダーという言葉が言われるが、男が可愛いものを愛でて何がおかしいというのだろう。男だって人である。可愛いものは可愛い。赤ちゃんが万人から見て可愛いのと同様、すみっこも万人から見て可愛いだけのことである。

この可愛いもの好きの1番の弊害は、何と言っても同性からの目である。男からすると、何を媚びてんねんという心境を抱くようである。

まぁその気持ちは分からんでもないのだが、可愛いものを愛でるのは本能なのだから、仕方ないだろう。

故にウチに遊びに来た方々には、様々な可愛いグッズがあることには目をつぶってほしい。

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