改めてつながりを考える。リモートへ移行した最中に異動して3ヶ月経過して、さ。どうなの?みんな(2)
コロナ騒動がピークを迎える真っ只中の4月にしれっと会社を移籍しましたインクルージョン・ジャパンの櫻井です。
さて、早いもので4月上旬からはや3ヶ月が経ちました。そんな状況の中でうっすら思っていることなどを書いてみようかと。
※ 7月中旬の連休中に書いたものを公開しています。7月末、再び状況が厳しくなってきましたので、ご自身でよく判断して行動くださいませ。
前回の投稿はこちら。
会う。直接、会って話す。という価値は希少性を増す。
最近は、やっとすこーしだけ、それも限定的に、どうしてもお会いしたい人とリアルにお会いできる状況がポツポツと作れてきました。
直接会って話す、という行為には大きな意味があると感じています。同時に、これを大変なリスクだととらえる人もいます。
※ リスクについては別途、一つこちらのNOTEにまとめています。
コロナ前には普通に取られていたような積極的に人と会いまくるという行動をする訳ではなく。
ただただ、恐れ慄き、一切誰とも接触しない、会わないという事でもなく。
特定少数の大切な人に、このタイミングでこそ会って伝えたいことを、ピンポイントで、しっかりと目を見てお伝えする。これ、すごく大切なことだな、と痛感しています。
この辺りは表現も言い方も行為そのものも、とても難しいのですが、こういう行為に対する価値は今までよりもずっと深く、大きなものになるでしょう。
だからこそ、この時代には、「会う」という行為はとても貴重だな、と思います。
特に、これから何かを成したい人、新しいチャレンジをしたい人、についてはその想いを共有する相手が必要です。これからは、この共有できる仲間をリアルな場はもちろん、オンラインでもしっかりと関わっていける形をつくることが大切かもしれません。
安易に繋がれない時代の人との距離感や温度は今までとは違うよね。
同時に、完全にリモートでしかつながりを維持できなかった時期や状況が生み出した距離感や温度の違いは今も確実にそこに存在しています。
仮に今、実際に会うことができたとしても、本来なら生み出せるはずのエネルギーやスピード感への実感は薄く、今までのそれとは少し違うものだという感覚を持っています。
2020年7月現在においては、過去の財産、蓄積したもの、つまり今までのネットワークやつながり、関わりをベースに活動するのが吉。王道ですね。しかしこの王道パターンが取れない人はなかなかに大変です。
私の状況も、少しだけ特殊かもしれません。が、人にはそれぞれ、どんな人も、必ず特殊な事情や状況があります。
こういう現状の中で転職活動しようとしている人、婚活しようとしている人、そこそこ大きな規模のものを買ってもらう新規営業をしている人、本当に大変だろうなぁと感じています。まぁ、想いを馳せている場合ではなく、私も同じ立場で踠いて、動いていかなければいけないです。
思い切って、起業した。とか。逆風の中、店をオープンした、なんていう人生の中の大きな決断を下した人から、副業を見つけてやってみようと思い立った人、趣味を深めてみようと思っている人まで結構潜在的には存在していると思うのです。
大局的には、どんな状況にあっても人は変化を拒むことはできない生き物な気がしますので多くの人にこの時代のチャレンジの難しさが立ちはだかるでしょう。(一方、日本人が変われない病にかかっているという私の修士論文はいずれどこかで披露したいと思います。)
我々は、これから先、3年後も、5年後も10年後も経済活動の中で生きていかなければならない。いや、ポジティブに言えば、生きていきたいわけです。
こういう状況になったからこそ、会える機会を貴重なものとし、会ってお話しし、共感できる人たちと連携し、新しい価値を産むための座組みを着実に作っていきたい。
そんなことを思っております。