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ナンセンス文とは?
【今日の投稿の3文まとめ】
①noteやツイッター等SNSで見られるアマチュアの方作のナンセンス文が好き
②ナンセンス文をつくるときの心境はボトルメッセージを流すときのそれに似ている気がする
③時に切なく時にあたたかいこの行為を、これからも続けていきたい
どうもどうも、りょーさけです。
本文始まる前に反省したのですが、アイキャッチに写る意味深な短針のみの時計はまあいいとして腕の毛がお見苦しいっすね…スミマセン(笑)
今日はナンセンス文について考えます。
noteではよくナンセンスな言葉を見かけます。他のSNSでもよくあるかな。で、私は好んでそれをよく見ます。今日は大好きなナンセンスについて、一言私見をば。
ナンセンスが好きな方々、よかったら見てってネ。
言いたいことは単純なのです。
アマチュアの方がナンセンス文つくるときの心境って、ボトルメッセージ流すときのそれに似てないかなあ
っていう。私だけかもしれないけれど(笑)
まあなにぶん実例がないとわかりにくいので、私がナンセンス文を書くときの脳内連想ゲームについて書いてからそれについて語りましょう。
以下例です。
夏のなみだの海模様。と、書く。書き出す。文章が始まる。書き出しはなんとなく響きの良い言葉ではじめる。しかし、ああ、これはダサい。そんな感じでだいたい思い直す。ダサい、それはわかる、わかる。では、さあ、これをなんとかしなきゃ、まずうみもよう。うみもよう…。うみもよう荒れますなあ。いや海に突っ込んでどうする。涙。ナミダ…。な、みだりに言葉遊びをするもんじゃないよ。そうだねえ。そうかなあ。で、夏。ナツ。ナッツ。今ここの季節!食べたいものはズバリ何?!ココナッツ。でいやいやいや最後が誘導無理くりのギャグですか。というかサザンかよ。もともとの言葉のチョイス。夏のなみだの海模様て。ていうかこれ割とわかりやすい連想ゲームじゃね?ナンセンスっていうのかなこれ。うまくいかないけどまあ楽しいからいいかぁ。
…とまあこんな風に考えてるわけです。
さて。はい。ここからが本編です。
(いつもそうなんですが、「です、ます」になったり「だ、である」になったりします。読みづらくってごめんなさい。気分が変わるんです。)
こういう文章は、色んな意味で心地よいと思うのです。メリットがたくさんです。例えば、
・気合い入れて文章書くときには見えなかった言葉の素敵さが見える
・基本ナンセンスでいっておいて最後にちょっと意味深長な言葉を加えたりすることで、ミステリアスな雰囲気とか哲学風味を添えられる、あと切なさとか
・「ちゃんとしたもの作らなきゃ!!」という力みからちょっと逃避できる(まあナンセンス文必死に書く人もいるだろうからこれは一概には言えないか)
などなどですかね。
言葉とこういう形で触れ合うのって言葉の見えなかった側面をチラ見できるから大切だと思います。
大切なのですが。
正直、
無名の人がナンセンス文かいてもまあみんな興味ないよね。いかんせんナンセンスだから中身もないし
とも思います。自分もよくやるのでいうと切なくなるのですが(笑)
(あ、でも、これはナンセンス文を書くことをバカにするために言っているわけではないのです。そこだけご注意を…。)
名のある方、実力のある方のナンセンスには人が集まります。なんか意味がありそうだから(ハロー効果的な)。
ナンセンス書いて受け入れられたらホンモノかもしれない、だって、ナンセンスだからね。という音が頭に響くと、少し切ない。ほう。と一息つきたくなる。
「ナンセンスダカラネ」この言葉はえらく無機質に感じられる。そしてこういうどこかつめたさを感じる言葉は往々にして自分にとって痛い事実だったりする。後で俯瞰してみると、だけど。はい。
(書いてるときは楽しいんですけどね。「書いてどうすんの?」っていう気持ちがよぎらなくもないです。文章を純粋に自分のためだけに書いてる人はこんなことを感じたりしないのかもしれませんが、しかし本当に自分のためだけならSNSにはあげないとも思うのです。)
という感じで楽しくも切なくもある無名アマチュアナンセンスなのですが、これをやるときの心情って、
ボトルメッセージを海に流すときのそれに似ているのです。個人的には。
誰でもいいけど、誰か、ここにいない誰かにこの微妙な心情やら事情がとどいたらいいなーっていう。そんな感じです。
(往々にして届きませんが、まあだからこそのそこにかける静かな熱量に燃える萌えるというか。ロマンというか。ね。)
や、そうです。そうなんです。
おまけにホントのボトルメッセージよりかは届きやすいしね。
寂しがりにはぴったりだと思うんだよなあ。たまにコメントとか来たらまあまあ
めっちゃ嬉しいっすね。とっても。
というわけなので、これからも言葉の意味のなさとか、日々の「書かなきゃ!やらなきゃ!」という強迫観念からの逃走の心地よさとか、音だけを追う楽しさとかを胸に焼き付けながら時に切ないナンセンスを綴ってゆこうと思います。
私はナンセンスが、こういう感じで好きなのです。
意味のない言葉のなかに、個人的に意味のある思いを込めてこれからもボトルを流し続けます。
以上。
私が考える「ナンセンスとは」でした。
ここまで読んでいただいた方には、心からのお礼を申し上げます。
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