その休日の過ごし方、やめません?【インプット大全】①
現代の一日の情報量は江戸時代の一年分ーーー
みなさん、
毎日スマホばかり見ていませんか?
電車の中で多くの人がスマホを見ていますが、
笑顔の方は滅多におらず、
みなさん疲れた表情をしています。
ある調査によると、
全スマホユーザーの33%が
「 スマホ疲れ 」 に陥っています。
インターネット上のデジタル情報は、
20年前と比べて
5,000倍に増えているといわれています。
8割以上が疲労の蓄積を感じている。
最も疲労感の蓄積を感じるのは
週末の木、金曜日。
週末の過ごし方は、
疲れをとるために自宅でゆっくり過ごす。
当てはまる人も多いのではないでしょうか?
「 蓄積疲労 」 とはーーー
「 蓄積疲労 」とは、
日々の疲労が蓄積し
慢性的な疲れがぬけない状態。
蓄積疲労の正体は、
脳の過緊張が長時間続くことによる
「 脳疲労 」
➕
現代人のライフスタイルからくる
「 運動不足 」
「 脳疲労 」によって起きる影響は
このような悪循環が生まれてしまいます。
じゃー、どうやって脳疲労を解消するの?ーーー
そうは言われても、
スマホやPCなどの
IT機器が欠かせなくなった社会では、
全く使わないということも
現実的ではありませんよね。
なので、
デジタルとアナログのバランスを
ほどよく保つ習慣を取り入れ、
繰り返していくことが大切です。
いくつか例としてあげると、
● ボーッとする時間をつくる。
1日5分でもよいので
何もせずボーッとしましょう。
難しい場合は、ぶらぶら散歩したり、
何も考えずに体を動かすのも有効。
1日10分は自然の中で過ごす
時間を作るのも良いでしょう。
● しっかりアウトプットする。
アウトプットするということは、
自分の中で一度情報を整理すること。
インプットした情報は、
2週間に3回以上アウトプットすると
長期記憶として残りやすくなります。
● 脳によい栄養素を摂る。
良質なタンパク質、ビタミンB群、鉄、
オメガ3系の脂質(DHAやEPA)を
食事でバランスよく摂りましょう。
今の野菜は
昔に比べて栄養素が下がっており、
食事のみで
栄養素を全てカバーするのは難しいので
サプリメントやドリンク剤などで
補給するのも手。
● 睡眠を大切にする。
睡眠中は、疲労物質を代謝したり
脳細胞を修復したりといった
メンテナンス作業が行われています。
どんなに忙しくても睡眠の確保を
最優先にしましょう。
睡眠の質は
寝室の空気の質に大きく左右され、
毎日、同じ時間に寝て、
同じ時間に起きることが大切です。
※ショートスリーパーは
遺伝的なものなので
努力でどうこうなるものでは
ありません。
インプットの97%は無駄!?ーーー
様々な脳のための習慣がありますが、
今回はアウトプット・インプットに
フォーカスして書いていきたいと思います。
ある実験で、175人の方に
ここ1週間、インターネットで見た情報
を可能な限り思い出してもらいました。
その結果、思い出せた数は、
なんと平均で3.9個でした。
1日に20個ほどの情報を見ているとすれば、
1週間で140個もの情報に接触しますが、
そのうち記憶に残っているのは、
たったの4個。
情報吸収率は、わずか3%です。
従来のインプット術では、
脳の疲労につながるだけでなく、
なんの成果も生まない
究極の時間の無駄使い
になってはいないでしょうか?
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つづく
次回
【 アウトプットとは何か? 】
【 インプットは、
「量」より「質」を重視 】
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