読書感想文的な
トルーマン・レター 高嶋哲夫
広島に原爆を落とす決断をした大統領トルーマンが愛人に宛てたと思われる手紙を、元新聞記者の峰先が拾って云々する話。
ちなみに私はトルーマンが何者か知らないで読みました。
図らずも割とタイムリー。
高嶋哲夫の小説って、だいたい離婚とかパートナーと上手くいってない男が主人公な気がする。
地球規模の問題に立ち向かいながらパートナー的な人との関係も徐々に解決していく。
映画っぽくて好き。
感想、、
おもしろかったかおもしろくなかったか以外って難しい。
私の読書はおもしろい気持ちになるためのものだからなぁ。
この本を読んで何を考えたかって言われたらなんだろう。
トルーマンの手紙を欲しがる人たちは、みんなそれぞれの国の利益とか、正しいと思う行動をとるために争うんだけど、正しいことは立場によって変わるなぁと思った。
何かしようとするときに「これは正しいのか」って迷うことあるけど、
正しいか正しくないかは考えても正解がない気がした。
私にとって正しいことは、私にしか意味ないかも。
できれば正しくて、できれば後悔しないようにしたい。
むずっ!
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